「建替えの資金計画では、仮住まいの家賃をいくらくらい入れておけばいいですか?」
仮住まいの家賃は、
地域。
間取り。
家族人数。
駐車場。
ペット。
などによって大きく違います。
そのため、
「建替えなら月○万円」と全国一律では決められません。
おすすめは、
実際に建替え予定地周辺の賃貸相場を調べて資金計画へ入れること
です。
まず「何か月必要?」を確認
家賃を考える前に、
仮住まい期間を確認します。
例えば、
解体準備。
↓
解体。
↓
新築工事。
↓
完成・引き渡し。
↓
新居へ引っ越し。
までです。
工事期間だけで計算しない
例えば、
新築工事6か月。
だから、
家賃×6か月。
では不足する場合があります。
解体前に仮住まいへ移る期間も必要です。
少し余裕を持って計算する
例えば住宅会社から、
「仮住まいは7か月程度」
と言われた場合。
資金計画では、
工期延長にも対応できる余裕
を考えておきます。
家賃以外の初期費用
仮住まいでは、
敷金。
礼金。
仲介手数料。
保証関係費用。
保険。
鍵交換等。
などが必要になる場合があります。
つまり、
家賃×月数=仮住まい総額
ではありません。
駐車場代
50代・60代の建替えでは、
夫婦2台の車。
という家庭もあります。
物件に1台分しかなければ、
別の月極駐車場を借りる可能性があります。
ペット可物件は条件が変わることも
犬・猫がいる場合、
家賃。
敷金等。
物件選択肢。
が変わることがあります。
最初から条件へ入れて探します。
トランクルーム代も考える
現在の家は4LDK。
仮住まいは2LDK。
なら、大型家具や季節用品を保管する必要があるかもしれません。
その場合、
家賃+保管費
で考えます。
引っ越し代は別
仮住まいには、
今の家→仮住まい。
そして、
仮住まい→新居。
の2回移動します。
仮住まい予算を考えるときは、引っ越し費も別項目で確保します。
例えば家賃8万円なら?
仮に、
家賃8万円。
8か月。
なら、
家賃だけで64万円です。
でも実際には、
初期費用。
駐車場。
荷物保管。
などが加わる可能性があります。
※金額は説明用の例です。
家賃を安くするために遠くへ行く?
例えば、
現在地近く
→ 月8万円
少し離れた地域
→ 月6万円
8か月なら家賃差は16万円。
でも、
通勤。
ガソリン。
病院。
買い物。
現場打ち合わせ。
が不便になる。
その差額に価値があるか考えます。
※金額は説明用の例です。
「安い家賃=仮住まい費が安い」ではない
家賃6万円。
でも、
初期費用が高い。
駐車場2台別。
トランクルーム必要。
なら、
家賃8万円の物件より総額が高くなる可能性もあります。
比較するなら総額
おすすめは、
家賃
+
初期費用
+
駐車場
+
荷物保管
+
必要な生活関連費
を足します。
そのうえで物件を比較します。
親族宅なら0円で計算していい?
家賃が不要でも、
荷物保管。
駐車場。
交通費。
生活費の分担。
などが発生する可能性があります。
「親族宅だから仮住まい費0円」
と決めず、実際の負担を確認します。
工期延長用の予備費を持つ
仮住まいで怖いのは、
新居完成が1〜2か月遅れること。
そのとき、
家賃。
駐車場。
トランクルーム。
なども延長されます。
延長した場合の月額負担
を確認します。
建替え総額に最初から入れる
仮住まい費を、
「あとで考えよう」
にしないこと。
建物。
解体。
外構。
と同じように、
最初から建替え総額へ入れる
ことが重要です。
よくある失敗例
仮住まいは、
家賃7万円×6か月=42万円。
とだけ計算。
実際には、
8か月必要。
初期費用。
駐車場。
トランクルーム。
も必要。
想定より大きな負担になった。
「月々の家賃ではなく、退去までの総額を予算化すればよかった」
と感じた。
※金額は説明用の例です。
チェックポイント
- 周辺の実際の家賃相場を確認したか
- 仮住まい期間を確認したか
- 工事期間だけで計算していないか
- 初期費用を入れたか
- 駐車場代を入れたか
- ペット条件を確認したか
- トランクルーム代を考えたか
- 引っ越し2回を別途考えたか
- 工期延長時の費用を確認したか
- 建替え総額に入れたか
まとめ
仮住まいの予算は、
「家賃×予定月数」だけで計算しないこと。
考えるのは、
家賃
+初期費用
+駐車場
+荷物保管
+必要な生活関連費
+延長時の予備費
です。
住宅会社・不動産会社へ、
「月いくらの物件がありますか?」だけではなく、「建替えで予定より1〜2か月延びた場合まで含めて、入居から退去まで総額いくらになるか出してください」
と相談する。
仮住まいは月額ではなく、建替えが終わるまでの総額で考える。
これが仮住まい費で予算オーバーを防ぐポイントです。
















