「今の家には家具や荷物がたくさんあります。仮住まいに全部持っていけない場合はどうすればいいですか?」
建替えでは、
現在の家
↓
仮住まい
↓
新居
と2回の引っ越しがあります。
でも、
今の家にある物を全部、仮住まいへ持っていく必要はありません。
むしろ仮住まいは現在の家より小さくなることも多いため、
建替えを機会に荷物を整理すること
が重要です。
まず荷物を4つに分ける
おすすめは、
① 仮住まいで使う物
② 新居では使うが仮住まいでは使わない物
③ 処分・売却する物
④ 家族に確認する物
の4つです。
① 仮住まいで使う物
毎日必要な、
衣類。
食器。
寝具。
仕事用品。
薬。
日用品。
などです。
仮住まい期間中に本当に使う物だけを持っていきます。
季節も考える
仮住まい期間が、
春から秋。
なのか、
秋から春。
なのか。
によって必要な物が変わります。
半年程度の仮住まいなら、
その期間に使う衣類・季節用品
を先に選びます。
② 新居では使うけれど仮住まいでは使わない物
例えば、
季節外の衣類。
大型家具。
思い出の品。
趣味用品。
来客用品。
などです。
これらは、
一時保管
を検討します。
保管場所は?
代表的には、
トランクルーム。
引っ越し会社の一時保管。
倉庫。
親族宅。
などがあります。
それぞれ、
費用。
保管期間。
出し入れ。
保管環境。
を比較します。
大型家具は本当に新居で使う?
ここが重要です。
例えば、
大型タンス。
食器棚。
ソファ。
婚礼家具。
など。
新居でも本当に使うでしょうか?
「高かったから」で残さない
30年前に高額だった家具。
でも、
新居の間取りに合わない。
デザインが合わない。
大きすぎる。
ということもあります。
仮住まい期間中に保管料を払い、さらに新居へ運ぶ前に、
新居で使うかを先に決めます。
新居の図面へ家具を書き込む
残したい家具は、
幅。
奥行き。
高さ。
を測ります。
そして新居の図面へ配置します。
置き場所が決まらない家具は、本当に持っていく必要があるか考えます。
搬入できるかも確認
置けるサイズでも、
玄関。
廊下。
ドア。
階段。
から搬入できない場合があります。
大型家具は、住宅会社へ寸法を伝えておきます。
③ 処分・売却する物
新居で使わない物は、
仮住まいへ運ぶ前に処分した方が合理的です。
なぜなら、
今の家
↓
仮住まい
↓
新居
と、不要な物を2回運ばなくて済むからです。
売れる物は早めに
家具。
家電。
趣味用品。
工具。
ブランド品。
など。
リユースできる物があれば、早めに査定を依頼する方法もあります。
解体直前では時間がなくなります。
④ 家族に確認する物
特に注意したいのが、
独立した子どもの荷物です。
学習机。
本。
アルバム。
賞状。
思い出の品。
など。
親から見ると不要でも、本人には大切な物かもしれません。
子どもに期限を決めて確認する
「あなたの荷物どうする?」
だけでは進まないことがあります。
例えば、
○月までに、持っていく・処分するを決めてね
と期限を決めると整理しやすくなります。
思い出の品は最後にしない
写真。
アルバム。
手紙。
記念品。
などは判断に時間がかかります。
解体直前に始めると作業が止まりやすいため、早めに整理します。
書類は特に注意
土地。
建物。
住宅ローン。
保険。
相続。
年金。
税金。
などの重要書類。
建替え中に必要になる可能性があります。
トランクルームの奥へ入れない
ようにします。
貴重品も自分で管理
通帳。
印鑑。
貴金属。
重要書類。
などは、一時保管業者へ何となく預けるのではなく、保管条件を確認して自分たちで管理します。
保管環境が必要な物もある
湿気に弱い物。
高温に弱い物。
精密機器。
写真。
書籍。
など。
保管する物によって、保管場所の環境も確認します。
「預けたら途中で出せない」場合も
引っ越し会社の一時保管などでは、契約内容によって自由に出し入れできない場合があります。
「冬服を預けてしまった」
となると困ります。
途中で必要になる物を先に分ける
ことが重要です。
引っ越し会社へまとめて相談する方法
建替えでは、
1回目の引っ越し。
荷物保管。
2回目の引っ越し。
をまとめて相談できるサービスがある場合があります。
荷物を減らすと新居にもメリット
家財を整理すれば、
新居の収納を必要以上に大きくしなくて済みます。
例えば、
収納3帖減らせた。
↓
建物をコンパクトにできた。
という可能性もあります。
「収納を増やす前に物を減らす」
これは50代・60代の建替えで特に重要です。
今まで40年間ためた物を全部新居へ。
↓
そのために大きな収納。
ではなく、
これから20年・30年使う物を選ぶ。
という考え方です。
よくある失敗例
「荷物整理は面倒だから全部保管」
と大型家具や大量の荷物を預けた。
数か月間保管料を支払い、新居へ搬入。
ところが、
「やっぱりこの家具はいらなかった」
となり、新居で処分。
「仮住まいへ移る前に、新居で使う物を決めればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 仮住まいで使う物を分けたか
- 一時保管する物を分けたか
- 処分する物を決めたか
- 子どもの荷物を確認したか
- 新居で使う家具を決めたか
- 家具寸法を測ったか
- 新居へ搬入できるか確認したか
- 重要書類を別管理したか
- 保管環境を確認したか
- 途中で取り出せるか確認したか
まとめ
仮住まいへ持っていかない荷物は、
全部そのまま保管する必要はありません。
おすすめは、
仮住まいで使う
↓
新居まで保管
↓
売る・譲る
↓
処分
に分けること。
住宅会社・引っ越し会社へ、
「荷物をどこに預ければいいですか?」だけではなく、「新居へ持っていく家具を図面上で確認して、保管する必要がある物だけを決めたいです」
と相談する。
建替えは、家だけでなく持ち物もこれからの暮らしに合わせて建替える機会。
これが仮住まいの荷物問題をラクにするポイントです。
















