よくある質問

解体会社によって100万円以上差が出ることはある?

「同じ家を解体するのに、会社によって100万円以上違うことなんて本当にあるんですか?」

条件によっては、

見積りに大きな差が出ることはあり得ます。

ただし、

「解体会社によって必ず100万円以上差が出る」

という意味ではありません。

大きな価格差が出た場合は、

単純に会社の利益率だけではなく、

そもそも見積りに入っている工事内容が違っていないか

を最初に確認します。

例えばこんなケース

A社 180万円

B社 290万円

その差、

110万円。

「A社に決まり!」

と考える前に、

内訳を比較します。

※金額は説明用の例です。

理由① 撤去範囲が違う

A社
→ 建物・基礎だけ

B社
→ 建物・基礎・カーポート・塀・土間・庭木まで

なら、同じ解体見積りではありません。

理由② 家財処分の有無

A社
→ 家の中を空にして引き渡し

B社
→ 家具・残置物の処分まで見積り

なら、大きな差になる可能性があります。

長く住んだ家ほど家財量が多くなることがあります。

理由③ アスベスト関連

調査費。

分析費。

必要となる除去・処分費。

などの扱いが違うことがあります。

A社は未計上。

B社は想定分を含む。

という場合、最初の見積金額に差が出ます。

理由④ 重機・道路条件の見方が違う

大型重機を使えると判断した会社。

小型重機・人力作業が必要と判断した会社。

では施工計画が違います。

前面道路。

敷地入口。

隣家との距離。

などをどう判断しているか確認します。

理由⑤ 養生範囲が違う

住宅密集地では、

養生。

粉じん対策。

散水。

などが必要になります。

会社によって想定している養生範囲が違えば、見積りも変わります。

理由⑥ 廃材処分費

解体では大量の廃材が出ます。

木材。

コンクリート。

金属。

石膏ボード。

その他建材。

など。

処分量・運搬距離・処理条件などによって費用は変わります。

理由⑦ 自社施工か外注か

会社によって、

自社で施工。

協力会社へ依頼。

など体制が違います。

ただし、

自社施工だから必ず安い、外注だから必ず高い

とは限りません。

最終的な工事内容と価格で判断します。

理由⑧ 庭木・庭石

大きな庭木。

庭石。

灯籠。

などがある住宅では、撤去・運搬費がかかることがあります。

見積りに含める会社と別途扱いの会社で差が出ます。

理由⑨ 土間コンクリート

駐車場一面にコンクリート。

それを全部撤去する?

一部残す?

によって工事量が変わります。

新築外構計画と合わせて決めます。

理由⑩ ブロック塀・擁壁

ブロック塀は撤去する。

でも擁壁は残す。

など、構造物ごとに判断が必要です。

特に擁壁は新築計画にも関係するため、解体会社だけの判断で撤去しないことが重要です。

安い会社が悪いとは限らない

会社の施工体制。

重機保有。

処分場との距離。

得意地域。

工事時期。

などによって、効率よく施工できる会社もあります。

だから、

安い=危険

と決めつける必要はありません。

高い会社が安心とも限らない

逆に、

金額が高い。

だから工事品質も高い。

とも限りません。

大切なのは、

なぜこの金額なのか説明できること。

です。

一番注意したいのは「最初だけ安い」

例えば、

契約時180万円。

工事開始。

「これは別」

「これも追加」

最終250万円。

となれば、最初の安さだけで選んだ意味が薄れます。

追加工事の単価・ルールを確認

例えば地中から、

コンクリート。

古い基礎。

浄化槽。

などが見つかった場合。

勝手に撤去して後から請求?

事前に連絡?

写真を見せる?

見積りを出す?

を決めておきます。

「最終総額」で比較する

おすすめは、

確定費用

可能性がある追加費用

を分けること。

例えば、

建物解体 確定

外構撤去 確定

家財処分 確定

アスベスト 調査結果による

地中物 発見時のみ

というように整理します。

住宅会社にも見てもらう

建替えの場合、

一番安い解体会社を自分で選ぶ前に、

その解体範囲で新築工事に問題がないか

住宅会社へ確認します。

残してはいけない基礎。

残した方がいい設備。

新築に必要な整地。

などがあるからです。

100万円差より大切なこと

例えば、

解体費を50万円安くできた。

でも、

境界トラブル。

近隣トラブル。

新築工事への引き継ぎミス。

が起きた。

これでは建替え全体では得とは言えません。

解体だけでなく、建替え全体で考える

ことが重要です。

よくある失敗例

A社180万円。

B社290万円。

「110万円も安い」

とA社へ依頼。

ところが、

家財。

庭木。

外構。

追加養生。

などが別。

工事中に追加費用が増えた。

結果、

最初に思っていたほど差はなかった。

「見積金額ではなく、工事範囲と追加条件を比較すればよかった」

と感じた。

※金額は説明用の例です。

チェックポイント

  • 価格差の理由を聞いたか
  • 建物解体範囲は同じか
  • 基礎撤去は同じか
  • 家財処分条件は同じか
  • 外構撤去範囲は同じか
  • アスベスト関連条件は同じか
  • 養生範囲は同じか
  • 庭木・庭石を確認したか
  • 追加費用ルールを確認したか
  • 新築会社に解体内容を確認してもらったか

まとめ

解体会社によって、

100万円以上の見積差が出るケースはあり得ます。

でも、

「100万円安い会社を見つければ100万円得する」とは限りません。

まず確認するのは、

なぜ100万円違うのか。

です。

解体会社へ、

「他社より100万円安いですが、何が違うんですか?」

と聞く。

そして、

建物・基礎・外構・家財・アスベスト関連・養生・整地・追加条件

を横並びで比較する。

最初の見積金額ではなく、解体が終わった時点の最終総額で比較する。

これが、解体費の大きな価格差で判断を間違えないポイントです。

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