よくある質問

水道の引き直し費用は必要?

「今の家で普通に水道を使えているなら、建替えでもそのまま使えますよね?」

建替えでは、すでに水道が引き込まれているため、

「新しく水道工事は必要ない」

と思われることがあります。

でも実際には、

既存の給水管が古い。

新しい家の配置と合わない。

口径が適切ではない。

メーター位置を変更したい。

などの理由から、

既存設備の更新や引き直しが必要になる場合があります。

そのため、建替え前に、

今ある水道設備をそのまま利用できるのか

を確認することが重要です。

まず確認するのは給水管

道路側の水道管から、

敷地内へ水を引き込んでいる管があります。

古い住宅では、この給水管が長期間使用されている場合があります。

新築するなら、

既存管を再利用するのか、更新するのか

を確認します。

「水が出ているから大丈夫」とは限らない

今の住宅で問題なく水が出ていても、

新しい住宅では、

キッチン。

浴室。

洗面。

トイレ。

給湯設備。

などの計画が変わります。

そのため、現在の設備条件が新築計画に適しているかを改めて確認します。

水道管の口径を確認

既存住宅の引込管やメーターの口径が、新しい住宅の使用条件に適しているか確認します。

必要な口径や変更条件は、

地域の水道事業者。

住宅設備計画。

などによって異なります。

メーター位置も確認

建替えで、

建物位置。

駐車場。

玄関。

外構。

が変わる。

すると、既存の水道メーター位置が新しい計画の邪魔になることがあります。

例えば、

新しい駐車スペース。

アプローチ。

建物配置。

と干渉するなら、位置変更を検討する場合があります。

建物内の古い配管は基本的に新しくなる

新しい家の中の、

給水。

給湯。

排水。

は、新しい間取りに合わせて計画します。

問題になりやすいのは、

道路から敷地への引込みや、敷地内の既存配管をどこまで利用できるか

です。

下水も確認する

水道だけではありません。

排水についても、

公共下水。

浄化槽。

既存排水管。

桝。

などの状況を確認します。

新しい建物位置によっては、排水経路の変更が必要になる場合があります。

古い排水桝はどうする?

既存住宅で長期間使っている排水設備を、新築でもそのまま使うのか。

交換するのか。

位置を変更するのか。

これも確認します。

給水だけでなく排水までセット

で考えることが大切です。

浄化槽の場合は?

公共下水ではなく浄化槽を使用している住宅では、

既存浄化槽。

新しい住宅の使用人数。

設置位置。

地域の条件。

などを確認する必要があります。

解体前に確認しておく

解体工事では、

水道。

電気。

ガス。

などのライフライン処理も関係します。

新築で再利用する設備まで誤って撤去しないよう、

何を残して何を撤去するのか

を住宅会社と解体会社で共有します。

「屋外給排水工事」の内容を見る

新築見積りに、

屋外給排水工事 一式

と書いてある場合があります。

ここで、

既存水道の接続まで含む?

引込管交換は?

メーター移設は?

排水桝は?

道路工事が必要な場合は?

などを確認します。

道路側から工事すると費用が大きくなることも

敷地内の配管変更だけで済むケースと、

道路側の水道本管との接続から工事が必要になるケースでは、工事内容が大きく違います。

道路掘削等が関係する場合は、道路管理者や水道事業者の条件も確認が必要です。

建替え前に資料を探す

古い住宅でも、

建築図面。

給排水図面。

水道工事資料。

などが残っていれば参考になります。

ただし実際の現況と違う可能性もあるため、現地確認と合わせます。

よくある失敗例

「すでに水道があるから追加費用はない」

と思っていた。

ところが建替え計画を進めると、

既存配管の更新。

メーター位置変更。

排水経路変更。

などが必要になった。

「建物見積りの前に、既存給排水を調べてもらえばよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 既存給水管を確認したか
  • 引込管の状態を確認したか
  • 口径を確認したか
  • 水道メーター位置を確認したか
  • 新しい建物配置と干渉しないか
  • 排水経路を確認したか
  • 排水桝を再利用できるか
  • 浄化槽・公共下水を確認したか
  • 解体時に残す設備を決めたか
  • 見積りの給排水工事範囲を確認したか

まとめ

建替えでは、

「今、水道が使えている=そのまま新築でも使える」

とは限りません。

住宅会社へ、

「水道工事は見積りに入っていますか?」だけではなく、「道路から敷地、敷地から新しい建物まで、既存設備の何を残して何を新しくするのか説明してください」

と確認する。

給水・排水・メーター・桝まで、建替え前に確認する。

これが水道関連の追加費用を減らすポイントです。

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