「見積書に『付帯工事』とあります。本体工事とは何が違うんですか?」
結論
付帯工事とは一般的に、
住宅本体以外で、その土地に家を建てて実際に使える状態にするために必要な工事
です。
ただし、
何を付帯工事に分類するかは住宅会社によって異なります。
そのため「付帯工事○○万円」という金額だけでなく、内訳を確認することが重要です。
代表的なのは屋外給排水
建物内部の水道だけでは生活できません。
敷地内で、
給水。
排水。
雨水。
などを適切につなぐ工事が必要です。
仮設工事
建築中に必要になる、
仮設電気。
仮設水道。
仮設トイレ。
足場等。
などを付帯工事として扱う場合があります。
分類は住宅会社によって異なります。
地盤関連工事
地盤調査の結果によっては、
地盤改良等が必要になる場合があります。
ただし、
地盤改良を付帯工事に含める会社と、完全別途にする会社
があります。
水道引込みは同じではない
ここは注意します。
敷地内の屋外給排水工事と、
道路側から新しく水道管を引き込む工事
は別項目になる場合があります。
土地購入前に確認しておきたいポイントです。
土地の高低差でも変わる
道路と土地に高低差がある。
造成が必要。
土を搬入・搬出する。
などの場合、追加工事が必要になる可能性があります。
解体工事は?
建替えなら、
既存住宅。
物置。
カーポート。
ブロック塀。
などの解体があります。
これを付帯工事へ含めるか、別工事にするかも住宅会社によって違います。
外構工事は?
駐車場。
フェンス。
門柱。
アプローチ。
庭。
などを、
付帯工事に含める会社もあれば、
外構工事として完全に分ける会社
もあります。
「付帯工事一式」に注意
例えば、
付帯工事一式 400万円
と書いてあっても、
何が入っている?
地盤改良は?
水道引込みは?
外構は?
を確認します。
※金額は説明用の例です。
土地によって金額が変わる
同じ30坪の住宅でも、
A土地
→ 平坦・インフラあり
B土地
→ 高低差・水道引込み・造成あり
なら、付帯工事費は同じとは限りません。
安い土地ほど総額が安いとは限らない理由
例えば、
土地A 800万円
+付帯・造成200万円
土地B 600万円
+付帯・造成500万円
なら、
土地Bのほうが売買価格は安くても、建築まで含めれば高くなる可能性があります。
※説明用の仮例です。
土地購入前に概算する
おすすめは、
土地を契約する前に住宅会社へ現地を確認してもらうこと。
その土地に、
どんな付帯工事が必要?
追加費用の可能性は?
を確認します。
チェックポイント
- 屋外給排水を確認したか
- 仮設工事を確認したか
- 地盤関連費を確認したか
- 水道引込みを確認したか
- 造成費を確認したか
- 高低差を確認したか
- 解体費を確認したか
- 外構が含まれるか確認したか
- 「一式」の内訳を確認したか
まとめ
付帯工事は、
「家の価格とは別のおまけ工事」ではありません。
土地によっては、家づくり総額を大きく左右します。
住宅会社には、
「付帯工事はいくらですか?」だけではなく、「この土地の場合、付帯工事に何が含まれ、別途になる可能性がある工事は何ですか?」
と聞く。
土地価格+建物価格だけで予算を決めず、付帯工事まで含めた総額を見る。
これが土地から家を建てるときの重要なポイントです。
















