質問
「子どもに『片付けなさい』と言わなくても、自分でランドセルやおもちゃを片付けられる家にできますか?」
結論
子どもが片付けやすい家は、収納量より「戻すまでの距離」が重要です。
ポイントは、
帰宅 → 置く → 使う → 戻す
が自然にできる場所へ収納をつくることです。
特に子どもが小さい間は、2階の子ども部屋だけを収納場所にしないことも考えます。
① ランドセルは帰宅動線上へ
玄関からLDKへ入る途中や、リビング学習スペースの近くにランドセル置き場があると戻しやすくなります。
② 学校用品は勉強場所の近く
教科書。
プリント。
タブレット。
文房具。
などは、実際に宿題をする場所の近くへ収納します。
③ おもちゃは遊ぶ場所の近く
LDKで遊ぶのに、おもちゃ収納だけ2階では片付けにくくなります。
使う場所と戻す場所を近づけるのが基本です。
④ 子どもの高さに合わせる
収納が高い。
奥深い。
扉が重い。
では、親しか使えません。
子ども自身が簡単に出し入れできる高さ・収納方法を考えます。
⑤ 「全部隠す」必要はない
毎日使う物なら、
ボックス。
オープン棚。
フック。
など、簡単に戻せる収納が便利な場合があります。
⑥ 成長後も使える収納に
幼児期はおもちゃ。
小学生はランドセル。
中高生は教材・バッグ。
将来は家族収納。
と用途を変えられると無駄になりにくくなります。
チェックポイント
- 帰宅動線上に収納があるか
- ランドセル置き場を決めたか
- 学習場所の近くに教材収納があるか
- おもちゃ収納が遊ぶ場所に近いか
- 子ども自身が届くか
- 成長後に用途変更できるか
まとめ
住宅会社には、
「子ども用収納を増やしてください」ではなく、「帰宅・勉強・遊びの動線上に、子ども自身が数秒で戻せる収納をつくってください」
と相談する。
片付く家は、収納が多い家ではありません。
使った場所の近くに戻す場所がある家が、子どもにも片付けやすい間取りです。
















