質問
「SNSを見ると便利そうな間取りや設備がたくさんあります。30年後まで考えると、使わなくなる可能性があるものはありますか?」
結論
「人気だから」「今便利だから」だけで採用した空間は、家族構成が変わると使わなくなる可能性があります。
特に、
子育て専用スペース+用途を限定した造作+大きすぎる収納+目的の曖昧な空間
は、将来の使い方まで考えて決めることが重要です。
① 大きすぎる子ども部屋
子どもが独立すると、使わない部屋になる可能性があります。
必要な家具が置ける広さに抑え、将来は書斎・趣味室・来客室へ転用できるようにします。
② 子ども専用の造作スペース
子どもの身長に合わせた固定机・棚などは、成長すると使いにくくなる場合があります。
可動棚や置き家具も選択肢です。
③ 目的のない大きな和室
「来客が来たときのため」に6畳を確保しても、年間数回しか使わない可能性があります。
普段はLDKと一体利用できる多目的室なども検討します。
④ 大きすぎるファミクロ
子どもが独立すると、家族4人分を想定した収納量が必要なくなる可能性があります。
将来、別の物も収納できるよう用途を限定しすぎないことがポイントです。
⑤ 大きすぎるシューズクローク
ベビーカーや子どもの外遊び用品は、使用期間が限られます。
将来は、
ゴルフ用品。
アウトドア用品。
防災用品。
などへ転用できるか考えます。
⑥ 流行だけで採用する設備
玄関手洗い。
大きなヌック。
小上がり。
大型パントリー。
なども、家庭によっては非常に便利です。
ただし、「何に使うか」が説明できないなら一度立ち止まって考えることが重要です。
チェックポイント
- 10年後も使うか
- 子ども独立後も使えるか
- 別用途へ変更できるか
- 造作を固定しすぎていないか
- 流行だけで採用していないか
- 使用頻度に対して広すぎないか
まとめ
住宅会社には、
「人気の間取りを全部入れたい」ではなく、「この設備・空間は10年後、30年後にどう使えるかまで教えてください」
と相談する。
長く使える家は、流行を全部取り入れた家ではありません。
家族構成が変わっても、役割を変えながら使い続けられる間取りにすることが重要です。
















