質問
「今は30代なので2階の寝室でも問題ありません。将来を考えて、1階にも寝室をつくったほうがいいですか?」
結論
必ず最初から1階に主寝室をつくる必要はありません。
ただし2階建てなら、
LDK+トイレ+洗面・浴室+将来寝室+日常収納
を1階で完結できるようにしておくと、年齢を重ねても暮らし方を変えやすくなります。
ポイントは、今は別用途、将来は寝室として使える部屋をつくることです。
① 今は多目的室として使う
例えば1階の個室を、
子どもの遊び場。
書斎。
畳スペース。
来客室。
として使い、将来は夫婦寝室へ変更する方法があります。
② 将来ベッドが置けるか確認
「将来寝室にできます」と言われても、
ベッドを置いたらドアが開かない。
収納がない。
コンセント位置が悪い。
では使いにくくなります。
新築時からベッドを図面へ配置しておきます。
③ トイレとの距離が重要
将来の寝室は、トイレまで遠すぎない位置がおすすめです。
特に夜間に、
寝室
↓
長い廊下
↓
LDK
↓
トイレ
となる間取りは、将来の使い勝手を確認します。
④ 衣類収納も1階へ
寝室だけ1階でも、毎日の服がすべて2階では階段を使います。
ファミクロなど、日常的な衣類を1階へ収納できると生活を1階で完結しやすくなります。
⑤ 洗濯も1階で完結できる?
老後を考えるなら、
洗濯 → 干す・乾燥 → 収納
も1階でできると、階段移動を減らせます。
⑥ 1階を広くしすぎない
将来のために、
寝室8畳。
大収納。
広い廊下。
まで追加して、今の建築費を大きく上げる必要があるかは慎重に判断します。
「将来使える余白」をつくる程度でも十分な場合があります。
チェックポイント
- 1階に将来寝られる部屋があるか
- ベッドを実寸で配置したか
- トイレまで近いか
- 1階に衣類収納があるか
- 洗濯を1階で完結できるか
- 将来のために家を大きくしすぎていないか
まとめ
住宅会社には、
「老後のために1階寝室をつくってください」ではなく、「今は多目的室として使い、将来は夫婦寝室へ変更して1階だけでも生活できる間取りにしてください」
と相談する。
老後専用の部屋を今からつくるのではなく、今も使えて将来役割を変えられる部屋をつくる。
これが長く使いやすい2階建てのポイントです。
















