質問
「家事動線を良くするため、キッチン・洗面・ランドリールームを近くしたいです。本当に時短になりますか?」
結論
キッチンと水回りを近づけることは、家事の移動距離を短くする方法の一つです。
ただし重要なのは、
キッチン → 洗濯機
だけではありません。
洗う → 干す → しまう
まで一連の動線として考えます。
① 家事は同時進行する
例えば夕方、
料理。
洗濯。
子どもの入浴。
片付け。
を同時に行う家庭では、水回りが近いと移動を減らしやすくなります。
② キッチンと洗濯機だけ近くても不十分
洗濯機は近い。
でも、
物干しは2階。
↓
ファミクロは反対側。
では、洗濯全体の移動距離は長くなります。
③ 「洗う→干す→しまう」をつなげる
例えば、
脱衣室・洗濯機
↓
ランドリールーム
↓
ファミリークローゼット
を近く配置すると、洗濯物を持って家の中を何度も移動する必要を減らせます。
④ キッチンとの距離も短く
さらに、
キッチン ↔ ランドリー
を近づければ、料理をしながら洗濯の様子を確認しやすくなります。
⑤ 回遊動線にこだわりすぎない
キッチン。
洗面。
ランドリー。
ファミクロ。
を全部一周できるようにすると、通路面積が増える場合があります。
一周できるかより、よく使う場所同士が近いかを優先します。
⑥ 家族動線とぶつからないか確認
朝、
洗面を使う人。
着替える人。
料理する人。
が同じ通路へ集中すると渋滞します。
家事動線だけでなく、家族全員の朝の動きも確認します。
チェックポイント
- キッチンと水回りが近いか
- 洗う→干す→しまうが短いか
- ファミクロまで近いか
- 無駄な回遊通路がないか
- 朝の家族動線と重ならないか
- 実際の1日の家事を想定したか
まとめ
住宅会社には、
「キッチンと洗面を近くしてください」だけではなく、「料理・洗濯・入浴・収納を同時に行う時間帯を想定して、家事の総移動距離が短くなる間取りにしてください」
と相談する。
家事動線は「キッチンから洗面まで何歩」だけではありません。
洗濯・料理・片付けを一連の流れとして短くすることが、共働き家庭の家事時短につながる間取りのポイントです。
















