「土地は50坪以上あります。久留米なら車2〜3台を停めたいのですが、広さがあれば問題ありませんか?」
結論
土地が50坪・60坪あっても、車2〜3台を使いやすく駐車できるとは限りません。
確認するのは、
土地面積より、間口・前面道路・電柱・高低差・建物配置
です。
久留米で車を日常的に使うなら、
「駐車できる」ではなく「毎日ストレスなく出し入れできる」
ことを土地選びの基準にします。
① 土地の坪数だけでは分からない
同じ50坪でも、
A土地
間口10m・整形地。
B土地
間口5m・奥行きが長い。
では、駐車計画が大きく違います。
② 並列駐車か縦列駐車か
2台停められても、
並列2台。
縦列2台。
では使いやすさが違います。
共働きで夫婦それぞれ毎日車を使うなら、縦列駐車は車の入替えが負担になる可能性があります。
③ 「3台駐車可能」の意味を確認
土地・建物広告に、
駐車3台可能
と書いてあっても、
普通車3台?
軽を含む?
縦列?
来客時だけ?
を確認します。
④ 車の大きさを入れて配置する
現在の車が、
軽自動車。
コンパクトカー。
ミニバン。
SUV。
など何なのかを住宅会社へ伝えます。
図面には実際の車サイズに近い寸法で配置してもらいます。
⑤ ドアを開けるスペースも必要
車の寸法だけを並べれば、
「3台入ります」
となることがあります。
しかし実際には、
ドアを開ける。
子どもを乗せる。
荷物を降ろす。
などのスペースが必要です。
⑥ チャイルドシートはさらにスペースが必要
小さな子どもがいる家庭では、
後部ドアを大きく開ける。
子どもを抱えて乗せる。
という動作があります。
駐車台数だけでなく、乗り降りのしやすさを確認します。
⑦ 前面道路幅が重要
駐車場幅が十分でも、
前面道路が狭い。
↓
車を振れない。
↓
何度も切り返す。
ということがあります。
⑧ 道路幅+間口で考える
駐車のしやすさは、
敷地の間口だけでは決まりません。
前面道路の幅。
道路向かいの電柱・塀。
交通量。
なども影響します。
⑨ 電柱・支線を確認
駐車場予定位置の前に、
電柱。
支線。
標識。
カーブミラー。
などがあれば、実際に使える進入口が狭くなる可能性があります。
⑩ 側溝・歩道・縁石も確認
道路から敷地へ車を入れる場所に、
側溝。
歩道。
縁石。
ガードレール。
などがある場合、乗入れ工事や手続きが必要になることがあります。
⑪ 高低差がある土地
土地が道路より高ければ、
駐車場部分を掘削。
低ければ、
勾配調整。
などが必要になる可能性があります。
駐車場をつくる費用まで確認します。
⑫ 駐車場を優先すると建物が入らないことも
50坪の土地に、
駐車3台。
30坪平屋。
庭。
を全部入れようとしても、土地形状・建ぺい率等によっては難しい場合があります。
⑬ 平屋希望なら特に配置確認
平屋は建築面積が大きくなりやすいため、
平屋+並列3台
を希望するなら土地面積だけでなく、間口が重要になります。
⑭ カーポートも最初から配置
新築時には付けない。
↓
5年後に2台用カーポート。
という予定でも、最初から柱位置まで考えます。
後から、
「柱を立てる場所がない」
とならないようにします。
⑮ 自転車置場も忘れない
子どもが成長すれば、
自転車2台。
3台。
になる家庭もあります。
車だけで土地を使い切らないことが重要です。
⑯ EV充電も考える
将来EV・PHEV等を利用する可能性があるなら、
充電設備。
駐車位置。
電気配線。
なども考えておくと計画しやすくなります。
⑰ 玄関まで人が通れる?
車3台を並べたら、
玄関へ行く通路が狭い。
宅配業者が通れない。
自転車を出せない。
では困ります。
車+人+自転車の動線
を一緒に確認します。
⑱ 将来の車サイズも考える
今は軽自動車2台でも、
子どもが増えてミニバン。
アウトドアでSUV。
という可能性があります。
現在の車だけに合わせすぎません。
チェックポイント
- 土地の間口を確認したか
- 前面道路幅を確認したか
- 並列・縦列を確認したか
- 実車サイズで配置したか
- ドア開閉を考えたか
- 電柱・支線を確認したか
- 側溝・歩道を確認したか
- 高低差を確認したか
- カーポートを配置したか
- 玄関・自転車動線を確認したか
まとめ
久留米で土地を選ぶなら、
「50坪あるから車3台は大丈夫」と坪数だけで判断しないこと。
住宅会社には、
「車3台停められますか?」ではなく、「実際の車サイズで並列駐車し、ドアを開け、玄関へ歩き、道路へ無理なく出られるかまで配置してください」
と相談する。
土地選びでは、
駐車可能台数より「毎日使いやすい駐車場をつくれるか」
が重要です。
久留米のように車を使う機会が多い家づくりでは、駐車場も間取りの一部として土地選びの段階から考えることがポイントです。
















