「広い土地のほうが余裕があって良さそうですが、外構費も高くなりますか?」
結論
土地が広くなるほど、外構費が増える可能性があります。
ただし外構費は単純な坪数だけでは決まりません。
重要なのは、
駐車場
+アプローチ
+フェンス
+高低差
+擁壁・土留め
+庭
+カーポート
+排水
まで含めて、土地購入前に概算することです。
「外構は最後に余った予算で」は、予算オーバーにつながりやすい考え方です。
① 土地が広いと何が増える?
例えば50坪から70坪へ広くなれば、
境界が長くなる。
庭が広くなる。
駐車場を増やしたくなる。
舗装面積が増える。
など、工事範囲が大きくなる可能性があります。
② 土地が安いから広い土地を買う?
久留米市や周辺で、
50坪1,000万円。
70坪1,000万円。
なら、
「同じ価格なら70坪がお得」
と思うかもしれません。
しかし、必要のない20坪まで管理することになります。
※金額は説明用の例です。
③ フェンスが長くなる
土地が広ければ、境界の長さも増える場合があります。
例えば目隠しフェンスや境界フェンスを設置するなら、施工延長によって費用も変わります。
④ 駐車場のコンクリートも大きい
久留米で、
車2台。
来客用1台。
将来子どもの車1台。
などを考えると、駐車場面積が大きくなる場合があります。
土間コンクリート等の面積が増えれば外構費にも影響します。
⑤ カーポートは別予算?
住宅会社の見積りでは、
カーポート。
フェンス。
門柱。
植栽。
などが本体工事に含まれていないケースがあります。
何が外構予算に含まれているかを確認します。
⑥ 高低差があるとさらに変わる
同じ60坪でも、
A土地
平坦。
B土地
道路より1m高い。
なら外構費は同じとは限りません。
B土地では、
掘削。
残土。
土留め。
階段。
などが必要になる可能性があります。
⑦ 道路より低い土地も注意
低い土地なら、
盛土。
排水。
土留め。
などを検討する場合があります。
久留米では洪水・内水リスクと合わせて土地高さを考えます。
⑧ 目隠し費用も土地によって違う
南道路でLDK・庭が道路側。
↓
道路から丸見え。
↓
高い目隠しフェンスが欲しい。
となれば外構費が増える可能性があります。
土地の方角と外構は別々ではありません。
⑨ 北道路なら外構費が安い?
必ずしもそうではありません。
北道路でも、
玄関アプローチ。
駐車場。
フェンス。
庭。
などが必要です。
土地ごとに配置して比較します。
⑩ 庭を天然芝にする?
天然芝。
人工芝。
砂利。
コンクリート。
植栽。
など、仕上げによって初期費用・維持管理が変わります。
⑪ 「最初は何もしない」方法もある
予算を抑えるため、
必要な駐車場。
アプローチ。
境界。
だけ施工し、庭は将来整備する方法もあります。
ただし排水や土留めなど、後回しにしにくい工事は新築時に行います。
⑫ 外構を後からすると二度手間になることも
例えば新築後に、
カーポートを追加。
↓
既存コンクリートを壊す。
↓
配線をやり直す。
となれば余計な費用が発生する可能性があります。
将来計画だけは最初に作っておきます。
⑬ 住宅会社の「コミコミ価格」を確認
「外構込み」と書いてあっても、
駐車場2台分だけ?
フェンスは?
カーポートは?
庭は?
門柱は?
などを確認します。
⑭ 土地A・Bは外構込みで比較
例えば、
土地A
900万円
+外構250万円
土地B
1,000万円
+外構120万円
なら、
A=1,150万円
B=1,120万円
となります。
※説明用の仮例です。
土地価格だけならAが安くても、外構まで含めるとBのほうが安いということがあります。
チェックポイント
- 駐車台数を決めたか
- 土間範囲を確認したか
- カーポートを考えたか
- フェンス延長を確認したか
- 目隠しを考えたか
- 高低差を確認したか
- 擁壁・土留めを確認したか
- 庭の仕上げを考えたか
- 排水計画を確認したか
- 土地契約前に外構概算を出したか
まとめ
土地を比較するときは、
「土地900万円と1,000万円、どちらが安い?」だけで判断しないこと。
住宅会社には、
「外構はいくらくらいですか?」ではなく、「この土地に希望する家・駐車場・カーポート・フェンス・庭まで完成させると、外構総額はいくらですか?」
と確認する。
土地価格+造成+外構までが、本当の土地関連費用。
土地が広いこと自体がメリットなのではなく、必要な広さを無駄なく使えることが重要です。
















