質問
「帰宅後すぐに手洗いできるよう、玄関から洗面所へ直行できる間取りにしたいです。本当に使いやすいですか?」
結論
玄関から洗面へ短い動線をつくるのは便利ですが、「最短距離」だけで決めないことが重要です。
確認したいのは、
玄関 → 手洗い → 着替え → 荷物収納 → LDK
という帰宅後の一連の流れです。
① 帰宅後の行動を考える
実際には、
靴を脱ぐ。
上着を脱ぐ。
バッグを置く。
手を洗う。
着替える。
LDKへ入る。
という複数の行動があります。
洗面だけ近くても、荷物の置き場がなければLDKへ物が集まりやすくなります。
② 洗面を通路にしすぎない
玄関からLDKへ行く家族全員が洗面室を通る間取りでは、朝の身支度をしている人と動線が重なる場合があります。
通れることより、混雑しないことを考えます。
③ 来客から洗面が丸見えにならない?
玄関正面に洗面台を配置すると、来客時に生活感が見えやすくなる場合があります。
壁・建具・配置で視線を調整します。
④ 玄関手洗いを別につくる必要は?
洗面室が玄関から数歩なら、玄関専用の手洗いを追加する必要があるか比較します。
設備を増やせば、
費用。
掃除。
メンテナンス。
も増えます。
⑤ ファミクロと組み合わせる方法も
例えば、
玄関 → ファミクロ → 洗面 → LDK
なら、上着やバッグを収納してから手洗いできます。
ただし通路面積を増やしすぎないことも重要です。
⑥ 久留米なら駐車場から考える
車中心の生活なら、
駐車場 → 玄関 → 収納 → 洗面 → LDK
までを一つの帰宅動線として考えます。
チェックポイント
- 帰宅後の行動を順番に考えたか
- バッグ・上着の収納があるか
- 洗面利用者と動線が重ならないか
- 来客からの視線を確認したか
- 玄関手洗いが本当に必要か
- 駐車場からの動線も確認したか
まとめ
住宅会社には、
「玄関から洗面へ直行できるようにしてください」ではなく、「車を降りてから荷物を置き、上着をしまい、手を洗ってLDKへ入るまでの帰宅動線を短くしてください」
と相談する。
帰宅動線は「玄関→洗面」だけではなく、帰宅してから落ち着くまでの一連の動きで考えることがポイントです。
















