「建替えで2回引っ越すと高くなりますよね。少しでも費用を抑える方法はありますか?」
あります。
建替えの引っ越し費用を抑えるポイントは、
単純に、
一番安い引っ越し会社を探すことだけではありません。
大切なのは、
「2回運ぶ荷物を減らすこと」と「往復+保管をまとめて比較すること」
です。
一番効果的なのは荷物を減らすこと
引っ越し料金は、さまざまな条件で決まりますが、
荷物量も大きな要素です。
つまり、
今の家にある物を減らせば、
1回目。
2回目。
両方の荷物量を減らせる可能性があります。
1個減らせば「2回分」減る
例えば、
新居では使わない大型タンス。
これを解体前に処分すれば、
今の家→仮住まい。
仮住まい→新居。
という2回の運搬がなくなります。
保管料も減る
さらに大型家具を一時保管する予定だったなら、
運搬2回。
+
保管。
の負担も減ります。
だから、
不要品整理は引っ越し費を抑える大きなポイント
です。
まず新居へ持っていく家具を決める
新居の図面に、
ベッド。
ソファ。
ダイニング。
タンス。
テレビ台。
などを書き込みます。
置き場所がない家具は、保管する前に処分・買い替えを検討します。
引っ越し会社へ2回まとめて見積り
1回目だけA社。
半年後に2回目を探す。
より、
最初から、
① 今の家→仮住まい
② 必要なら荷物保管
③ 仮住まい→新居
まで相談します。
会社によって建替え向けの対応が可能な場合があります。
「往復パック」の名称にこだわらない
会社によって、
建替えパック。
往復引っ越し。
一時保管付き。
など呼び方はさまざまです。
重要なのは名称ではなく、
2回の引っ越しと保管をまとめた総額
です。
2〜3社程度を比較
引っ越し会社も、
1社だけで決めず、条件をそろえて比較すると分かりやすくなります。
伝えるのは、
荷物量。
仮住まい住所。
新居住所。
予定期間。
保管する荷物。
などです。
1回目と2回目を別条件で確認
1回目は、
現在の大きな家から大量の荷物。
2回目は、
仮住まいから必要な物だけ。
なら荷物量が違います。
それぞれの見積り内容を確認します。
繁忙期を避けられる?
引っ越し時期によって料金が変わることがあります。
新築完成時期を自由に大きく動かすのは難しくても、
平日。
時間指定を緩くする。
などで条件が変わる場合があります。
時間指定を細かくしすぎない
「必ず朝9時」
など細かな条件を付けるより、
時間帯を柔軟にできる場合、料金が変わることがあります。
ただし、仮住まいの鍵受け取りや新居引き渡しとの関係を確認します。
自分たちで運ぶ物を選ぶ
例えば、
貴重品。
重要書類。
小さな生活用品。
は自分たちで。
大型家具・家電は業者へ。
という分け方もできます。
ただし、
無理な自己搬送はしない
ことが重要です。
ダンボールを減らす
不要な、
本。
食器。
衣類。
を整理。
これだけでも段ボール数を減らせます。
特に長年住んだ家では効果があります。
仮住まいで使わない物は直接保管
例えば、
季節外の衣類。
大型家具。
趣味用品。
を、
今の家。
↓
保管場所。
↓
新居。
とする。
仮住まいへ持ち込まなければ、生活スペースも確保しやすくなります。
ただし保管費まで合計する
引っ越し代が安くても、
保管料が高い。
取り出し費用が必要。
なら総額は高くなる可能性があります。
運搬+保管+再搬入
で比較します。
トランクルームとも比較
引っ越し会社の保管。
トランクルーム。
親族宅。
などを比較します。
途中で荷物を取り出したいなら、その条件も重要です。
新居で買い替える方が安いことも
例えば古い大型ベッド。
保管料。
2回の運搬費。
新居への搬入。
を考える。
それなら、
解体前に処分。
↓
新居で新しいベッド。
の方が合理的な場合もあります。
家電の買い替え時期も合わせる
10年以上使った冷蔵庫。
洗濯機。
エアコン。
など。
建替えを機会に買い替える予定なら、
古い家電を2回運ばない
方法も検討します。
家具・家電購入費も総額比較
もちろん、
「運ぶより新しく買った方がいい」
と何でも買い替えると高くなります。
だから、
運搬・保管費 vs 買い替え費
を一つずつ比較します。
仮住まいを近くにする
移動距離が短ければ、条件によって引っ越し費用を抑えられる可能性があります。
さらに、
通勤。
病院。
買い物。
新築現場。
にも行きやすくなります。
引っ越しだけ安くても意味がない
遠い仮住まいにして、
引っ越しは安くなった。
でも、
家賃。
ガソリン。
通勤時間。
が増えた。
なら、建替え全体では得とは限りません。
よくある失敗例
引っ越し会社を、
1回目は最安値。
2回目も別会社で最安値。
と選んだ。
でも、
荷物保管。
大型家具の搬出入。
追加作業。
などを合計すると、まとめて依頼した場合と大きな差がなかった。
さらに手続きも2回。
「1回ごとの価格ではなく、往復+保管の総額で比較すればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 不用品を先に処分したか
- 新居で使う家具を決めたか
- 2回運ぶ荷物を減らしたか
- 往復で見積りを取ったか
- 保管費を含めたか
- 2〜3社程度比較したか
- 繁忙期を確認したか
- 時間指定を調整できるか
- 買い替えと運搬を比較したか
- 建替え全体の総額で比較したか
まとめ
往復引っ越し費用を抑える一番の基本は、
「安い会社を探す」より先に「運ぶ物を減らすこと」。
おすすめの順番は、
① 新居で使う物を決める
↓
② 不要品を処分
↓
③ 仮住まいで使う物だけ運ぶ
↓
④ 残りは必要な物だけ保管
↓
⑤ 往復+保管で複数社比較
です。
引っ越し会社へ、
「1回目はいくらですか?」ではなく、「今の家から仮住まい、新居への2回の引っ越しと、一時保管まで全部まとめた総額を出してください」
とお願いする。
建替えの引っ越しは、1回ずつ安くするのではなく、2回を一つの引っ越し計画として考える。
これが往復引っ越しの費用と負担を抑えるポイントです。
















