よくある質問

子どもが独立した後も子ども部屋は必要?

「子どもはもう独立しています。でも帰省することを考えると、新しい家にも子ども部屋を作った方がいいですか?」

結論からいうと、

必ずしも専用の子ども部屋を作る必要はありません。

50代・60代の建替えでは、

「子どもが帰ってくるかもしれない」ための部屋より、夫婦が毎日使う空間を優先する

という考え方があります。

まず帰省頻度を考える

例えば、

年に1〜2回。

お盆と正月だけ。

という場合。

そのためだけに6帖の個室を常時空けておく必要があるか考えます。

「帰ってくる」と「住む」は違う

子どもが帰省する。

子ども部屋が必要。

とは限りません。

数日泊まるだけなら、

多目的室。

和室。

趣味室。

などで対応できる場合があります。

多目的室にする

例えば1室を、

普段
→ 趣味・書斎

帰省時
→ 寝室

将来
→ 介護室

というように使います。

一つの部屋に複数の役割を持たせる

と家をコンパクトにできます。

子ども2人なら2部屋必要?

独立した子どもが2人。

だから新居にも2部屋。

と自動的に考えないこと。

2人が同時に帰省するのは年に何日?

まで考えます。

孫が増えたら?

「孫が泊まりに来るから広い家が必要」

という考えもあります。

でも孫が泊まりに来る期間は、長い人生の中では限られる可能性があります。

リビング横の多目的室などで対応できないか検討します。

子ども本人に聞いてみる

親は、

「帰省したときの部屋を残してあげたい」

と思っている。

でも子どもは、

「泊まるときだけ布団があれば十分」

と思っていることもあります。

建替え前に聞いてみると、意外と答えはシンプルかもしれません。

今の子ども部屋をそのまま再現しない

現在、

子ども部屋6帖×2。

新居も6帖×2。

ではなく、

現在の家族構成ではなく、これからの家族構成で考える

ことが重要です。

使わない部屋にもお金がかかる

使わない部屋でも、

建築費。

固定資産税等。

冷暖房。

掃除。

将来の修繕。

に関係します。

「念のため」の部屋にも長期的なコストがあります。

その6帖を夫婦のために使う

子ども部屋をなくすことで、

ランドリー。

ファミリークローゼット。

夫婦の趣味室。

広めの寝室。

など、毎日使う場所へ面積を回せます。

収納に変える前にも考える

「子ども部屋はいらないから、大きな納戸にしよう」

も一度考えます。

大きな収納を作ると、その分だけ物が増える可能性があります。

建替え前に家財整理を行います。

将来、子どもが戻ってくる可能性

離婚。

転職。

介護。

などで、子どもが一時的に戻る可能性はあります。

でも、

起きるか分からない将来のために専用室を複数作る必要があるか

は家族ごとに判断します。

可変性を持たせる

完全な専用室ではなく、

引き戸で仕切れる。

普段はLDKとつながる。

必要なときだけ個室。

という間取りも考えられます。

将来は介護室にもできる

多目的室を、

トイレ。

洗面。

玄関。

に近い場所へ配置。

将来、夫婦どちらかに介護が必要になった場合にも使いやすくなります。

2LDKでも十分な家庭はある

例えば、

LDK。

主寝室。

多目的室。

なら2LDKです。

夫婦2人の普段の生活と、子どもの帰省の両方に対応できる可能性があります。

よくある失敗例

「子どもが帰ってきたとき困るから」

と子ども部屋を2室作った。

完成後5年間で使ったのは数回。

一方、

夫婦が毎日使う収納やランドリーは狭かった。

「年に数日使う部屋より、毎日使う場所を優先すればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 子どもの帰省頻度を確認したか
  • 子ども本人に聞いたか
  • 専用室が本当に必要か
  • 2部屋必要か
  • 多目的室で対応できないか
  • 孫のために大きくしすぎていないか
  • 毎日使う場所を優先したか
  • 将来介護室として使えるか
  • 2LDKも検討したか
  • 使わない部屋の維持費も考えたか

まとめ

子どもが独立した後の建替えでは、

「子ども部屋を残す」ことを前提にしない。

考えるのは、

年間何日使う?

です。

年に数日の帰省なら、

多目的室・和室・趣味室を兼用する

方法があります。

住宅会社へ、

「子ども2人だから3LDK」ではなく、「夫婦2人が毎日快適に暮らしながら、子どもの帰省にも対応できる最小限の間取りを提案してください」

とお願いする。

これから毎日住む夫婦を中心に家をつくる。

これが50代・60代の建替えで大切な考え方です。

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