「同じ予算なら、できるだけ広い土地を買ったほうがお得ですよね?」
結論
土地は広ければ広いほど良いわけではありません。
重要なのは、
希望する家
+必要な駐車台数
+必要な庭
+外構
+将来の管理
に合った広さを選ぶことです。
使わない10坪・20坪まで購入すると、土地代だけでなく外構費や維持管理の負担も増える可能性があります。
① 必要な土地面積は家によって違う
例えば、
30坪の2階建て。
駐車2台。
庭は小さくていい。
という家庭と、
30坪の平屋。
駐車3台。
庭も欲しい。
という家庭では必要な土地面積が違います。
② 50坪でも十分な場合がある
土地形状が良く、
間口も確保でき、
建ぺい率などの条件にも問題がなければ、50坪程度でも希望する住宅を計画できるケースがあります。
重要なのは、
50坪という数字ではなく、建物を配置できる50坪か
です。
③ 60坪あっても使いにくい場合がある
例えば、
細長い。
間口が狭い。
三角形。
大きな高低差。
セットバックが必要。
などの場合。
60坪あっても、希望する建物・駐車場を配置しにくい可能性があります。
④ 70坪なら余裕?
建物配置には余裕が出やすくなりますが、その分、
フェンス。
駐車場。
庭。
除草。
植栽。
などの管理範囲も増えます。
広さには購入後のコストもあります。
⑤ 外構費が増える
例えば土地が広くなれば、
境界フェンスが長くなる。
土間コンクリート面積が増える。
庭の整備範囲が増える。
という可能性があります。
土地代が安くても、外構費まで安いとは限りません。
⑥ 固定資産税等も考える
土地を多く所有すれば、税負担にも関係します。
そのため、
「同じ価格なら広いほうがお得」
だけでは判断しません。
⑦ 草取り・庭管理は何歳までできる?
30代では、
「広い庭が欲しい」
と思っていても、
60代。
70代。
になれば管理が負担になる可能性があります。
⑧ 子どものための庭は何年間使う?
子どもが小さい時期は、
プール。
ボール遊び。
BBQ。
などに広い庭を使うかもしれません。
しかし子どもが独立した後、その庭をどう使うかも考えます。
⑨ 将来分筆して売れる?
「土地が広ければ、将来半分売ればいい」
と考える場合もあります。
しかし、
接道。
間口。
最低敷地面積等の規制。
建物配置。
給排水。
などによって、簡単に分けて売れるとは限りません。
⑩ 先に配置図を作る
おすすめは、
50坪。
60坪。
70坪。
という坪数比較ではなく、
建物+駐車場+庭+物干し+自転車置場
を配置して比較することです。
チェックポイント
- 希望する建物を配置したか
- 平屋・2階建てを決めたか
- 駐車台数を決めたか
- 必要な庭の広さを考えたか
- 土地形状を確認したか
- 間口を確認したか
- 外構費を考えたか
- 税負担を考えたか
- 将来の庭管理を考えたか
- 必要以上に広くないか
まとめ
土地は、
「予算内で一番広い土地」を買う必要はありません。
住宅会社には、
「何坪あれば安心ですか?」ではなく、「希望する家・駐車場・庭を配置した場合、無駄なく暮らせる土地は何坪程度ですか?」
と相談する。
土地は広さを買うのではなく、必要な暮らしができる広さを買う。
これが土地代・外構費・将来の管理費を抑えるポイントです。
















