「気に入った土地のすぐ横にゴミ置き場があります。土地価格も手頃ですが、住み始めてから後悔しますか?」
結論
ゴミ置き場が近い=買ってはいけない土地ではありません。
ただし購入前に、
①収集場所の位置
②利用世帯数
③収集曜日・時間
④臭い・カラス等
⑤清掃・管理方法
⑥移動できる場所なのか
⑦駐車・玄関・窓への影響
まで確認します。
特に重要なのは、
「あとで移動してもらえばいい」と考えて購入しないこと
です。
① まず誰が利用するゴミ置き場?
自宅周辺の数世帯だけなのか。
広い範囲の世帯が利用するのか。
集合住宅も利用するのか。
利用状況によって、ゴミの量も変わります。
② 収集日の朝に確認する
普段の昼間に土地を見ても、ゴミ置き場の実際の状況は分からないことがあります。
できれば、
ゴミ収集日の回収前
に現地を見ると参考になります。
③ 臭いだけではない
確認したいのは、
臭い。
カラス。
猫などによる散乱。
収集車。
ネット・ボックス。
清掃状況。
などです。
④ 夏場はどう?
土地を冬に購入すると、夏の状態は確認できません。
生ゴミなどの臭いが気になる可能性も考え、LDK・寝室・玄関の窓との位置関係を確認します。
⑤ ゴミ収集車の停車位置も見る
土地の前に収集車が停まる場合、
朝の時間帯に、
車を出しにくい。
一時的に道路が狭くなる。
ということも考えられます。
⑥ 駐車場の正面なら注意
ゴミ置き場が、
駐車場への進入口のすぐ前
にある場合は、収集日以外でもネットやボックスなどが車の出入りに影響しないか確認します。
⑦ 玄関の横なら?
玄関を開けた正面がゴミ置き場。
という配置になれば、毎日の印象にも影響します。
土地購入前に建物配置まで考えます。
⑧ LDKの大きな窓との位置
例えば南側にゴミ置き場。
↓
南側へLDK。
↓
大きな窓の前がゴミ置き場。
となれば、せっかくの日当たりの良い窓を開けにくく感じる可能性があります。
⑨ ゴミ置き場は移動できる?
簡単に移動できるとは限りません。
自治会・地域住民・道路管理等との関係がある場合があります。
「自分が家を建てるから移してください」で必ず変更できるものではありません。
⑩ 誰が掃除する?
地域によって、
当番制。
自治会。
利用者。
など管理方法が異なる場合があります。
新築後、自分たちも清掃当番等に参加する可能性があるか確認します。
⑪ ゴミ置き場があるから安い?
土地価格が周辺より安い場合、
ゴミ置き場が価格へ影響している可能性もあります。
ただし、
価格差と毎日の生活への影響を比較
して判断します。
⑫ 設計で解決できることもある
例えば、
玄関を反対側へ。
LDK窓をずらす。
目隠しを設置。
駐車場位置を変更。
などで影響を減らせる場合があります。
⑬ 将来売却するときも考える
自分たちは気にならなくても、将来の購入希望者がゴミ置き場を気にする可能性があります。
価格メリットだけでなく将来の売却も考えます。
チェックポイント
- ゴミ置き場の位置を確認したか
- 利用世帯数を確認したか
- 収集日の状況を見たか
- 臭い・散乱等を確認したか
- 収集車の動きを確認したか
- 駐車場への影響を確認したか
- LDK・玄関との位置を確認したか
- 管理方法を確認したか
- 移設できる前提にしていないか
- 設計で影響を減らせるか確認したか
まとめ
ゴミ置き場が近い土地では、
「少し離れているから大丈夫」「あとで移動できる」で判断しないこと。
住宅会社・不動産会社には、
「ゴミ置き場は移動できますか?」だけではなく、「現在の位置のままでも、玄関・LDK・駐車場へ影響しにくい配置にできますか?」
と相談する。
土地は、何もない日の状態だけでなく「ゴミ収集日の朝にどうなるか」まで見て選ぶ。
これが入居後の小さなストレスを防ぐポイントです。
















