「土地も気に入り、住宅会社にも相談しました。明日契約予定ですが、最後に何を確認すればいいですか?」
結論
土地契約直前には、
「家が建つか」だけではなく、「希望する暮らしを予算内で実現できるか」
を最終確認します。
特に、
①建物配置
②道路・接道
③境界・越境
④給排水
⑤造成・地盤
⑥洪水・内水
⑦総額
⑧契約条件
の8項目は、曖昧なまま契約しないことが重要です。
① 希望する家を実際に配置した?
例えば、
30坪平屋。
4LDK。
車3台。
カーポート2台分。
庭。
を希望しているなら、実際の土地図面へ配置します。
「50坪あるから大丈夫」では確認になりません。
② 駐車場は実際に使える?
車が図面上に入るだけではなく、
道路から曲がれる?
ドアを開けられる?
玄関まで歩ける?
カーポート柱を設置できる?
まで確認します。
③ 道路・接道は問題ない?
確認するのは、
道路種別。
道路幅。
接道長さ。
セットバック。
私道。
位置指定道路。
43条関係。
水路。
などです。
特殊な条件があれば、今回の建築計画で問題ないことを確認します。
④ 境界は明確?
境界杭。
測量図。
確定測量の有無。
ブロック塀。
越境。
などを確認します。
「だいたいここまで」が残っていないかチェックします。
⑤ 上下水道は「使える状態」?
公営水道あり。
公共下水あり。
だけではなく、
敷地内引込み。
口径。
公共桝等。
既存管の利用可否。
まで確認します。
⑥ 造成費はいくら?
土地価格以外に、
盛土。
掘削。
残土処分。
擁壁。
土留め。
解体。
などが必要にならないか確認します。
⑦ 地盤費はどうなっている?
地盤調査前なら、
地盤改良0円
と決めつけません。
現時点で確定していないなら、予備費として資金計画へ入れます。
⑧ 久留米なら洪水・内水を再確認
ここは最終確認でも重要です。
洪水
+内水
+想定浸水深
+道路との高低差
+過去の浸水
+避難経路
を確認します。
⑨ ハザードマップの「色」だけで終わっていない?
色がある・ないだけではなく、
どの程度の浸水想定?
道路は低くない?
水路は?
側溝は?
まで現地条件と照らし合わせます。
⑩ 昼・夜・雨の日を見た?
可能な範囲で、
平日。
休日。
朝。
夜。
雨の日・雨の後。
など、条件を変えて確認します。
⑪ 隣地・周辺環境は?
南側の建物。
窓。
アパート。
駐車場。
ゴミ置き場。
電柱。
工場・店舗等。
なども確認します。
⑫ 将来、隣に何が建つ?
現在南側が、
空き地。
畑。
月極駐車場。
なら、将来建物が建つ可能性も考えます。
現在の開放感だけで土地を評価しません。
⑬ 土地関連費を全部出した?
土地代だけでなく、
購入諸費用
+解体
+造成
+給排水
+地盤予備費
+外構
まで確認します。
⑭ 建物まで含めた総額は?
土地1,000万円。
だけではなく、
土地関連費。
建物。
付帯工事。
外構。
諸費用。
まで含めた入居までの総額を確認します。
⑮ 月々返済は無理がない?
住宅ローンが通るかではなく、
教育費。
車。
旅行。
修繕。
老後資金。
などを残しながら返せるかを確認します。
借りられる額より返せる額です。
⑯ 予備費を残している?
見積り総額が予算ギリギリなら注意します。
地盤。
造成。
仕様変更。
外構。
など、未確定項目が残っていないか確認します。
⑰ 契約書と重要事項説明を確認
特に、
引渡し条件。
境界。
解体。
住宅ローン特約。
契約不適合責任。
手付解除。
などを確認します。
分からない言葉をそのままにしません。
⑱ 口約束が残っていない?
例えば、
「この木は撤去します」
「境界は売主が確定します」
「古家は更地にします」
など。
重要な条件が契約書等にどう反映されるか確認します。
契約前「8項目最終チェック」
① 希望する家・駐車場が入る
② 道路・接道に問題がない
③ 境界・越境を確認した
④ 給排水を確認した
⑤ 造成・地盤費を考えた
⑥ 洪水・内水を確認した
⑦ 入居までの総額が予算内
⑧ 契約条件を理解した
この8つを確認します。
まとめ
土地契約前には、
「気に入っているから大丈夫」ではなく、一度数字と資料に戻ること。
住宅会社・不動産会社には、
「明日契約して大丈夫ですか?」ではなく、「建物・道路・境界・給排水・造成・水害・総額・契約条件の8項目を、契約前にもう一度確認してください」
と相談する。
土地は簡単に買い替えられません。
契約前の1時間の確認が、入居後の何十年もの安心につながります。
















