質問
「寝室にはウォークインクローゼットが欲しいです。でも、普通のクローゼットのほうが収納効率が良いと聞きました。本当ですか?」
結論
同じ床面積なら、壁面クローゼットのほうが収納効率を高めやすい場合があります。
ウォークインクローゼットは、人が中へ入るための通路スペースが必要だからです。
大切なのは、
「何畳あるか」ではなく「何m分収納できるか」
で比較することです。
① ウォークインには通路が必要
例えば3畳のウォークインでも、中央部分は人が歩くスペースになります。
3畳すべてを収納として使えるわけではありません。
② 壁面収納なら通路を兼用できる
寝室の壁にクローゼットを設ければ、寝室の通路から直接出し入れできます。
収納内部に専用通路をつくらずに済みます。
③ ウォークインが便利な家庭もある
衣類だけでなく、
バッグ。
スーツケース。
季節用品。
布団。
などをまとめて収納したい家庭には使いやすい場合があります。
④ 奥行きを深くしすぎない
衣類を掛ける場所に必要以上の奥行きを取ると、その分床面積が余ります。
収納する物に合わせて寸法を決めます。
⑤ 入口の位置にも注意
ウォークインの入口位置によっては、収納できる壁が分断されます。
特に回遊型にして入口を2つつくると、収納量が減る場合があります。
⑥ 「ウォークイン」という名前で決めない
2畳のウォークインと、幅の広い壁面収納を図面上で比較して、
実際に何着掛けられるか
を確認します。
チェックポイント
- 通路面積を確認したか
- ハンガーパイプの長さを比較したか
- 壁面収納とも比較したか
- 収納する物を決めたか
- 入口を増やしすぎていないか
- 寝室を狭くしていないか
まとめ
住宅会社には、
「3畳のウォークインクローゼットが欲しい」ではなく、「壁面収納と比較して、同じ床面積ならどちらが多く収納できるか見せてください」
と相談する。
収納は「歩いて入れること」が目的ではありません。
必要な物を、少ない床面積で出し入れしやすく収納できることが、本当に使いやすいクローゼットの条件です。
















