「1年点検を受けたので、2年点検はそれほど重要ではないですか?」
2年点検も、
住宅の状態を確認する大切なタイミングの一つ
です。
ただし、2年点検を実施するか、何を点検するかは住宅会社によって異なります。
まず、
自分の家の保証書・点検スケジュールを確認
してください。
2年間暮らした変化を見る
入居直後では分からなかったことも、
2年間生活すると見えてくる場合があります。
例えば、
建具。
内装。
水回り。
換気。
外部。
などです。
① 1年点検の補修箇所
まず確認したいのは、
1年点検で補修した場所。
その後、
問題は再発していない?
状態は安定している?
を確認します。
② 建具
ドア。
引き戸。
収納扉。
窓。
など。
1年点検と同じように、
開閉。
擦れ。
音。
鍵。
などを確認します。
③ クロス・内装
クロス。
天井。
床。
巾木。
などに気になる変化がないか確認します。
特に、
1年点検時から変化した場所がないかを見ます。
④ 水回り
キッチン。
洗面。
トイレ。
浴室。
など。
水漏れ。
排水。
臭い。
設備の動作。
を確認します。
収納内部も見る
洗面台下。
キッチンシンク下。
などは普段見ないことがあります。
物を一度出して、
水漏れ跡や湿気がないか
確認してみます。
⑤ 換気設備
24時間換気は2年間ずっと働いています。
フィルター。
給気口。
排気口。
異音。
風量。
など、取扱説明書に沿って確認・清掃します。
フィルターを放置していない?
「住宅会社が点検時に掃除してくれる」
と思い、2年間何もしない。
これは避けます。
換気フィルターは、
日常的なメンテナンスが必要な設備
です。
⑥ 給湯設備
エコキュート等の、
エラー。
異音。
お湯の状態。
などを確認します。
メーカーが指定する日常点検・お手入れも確認します。
⑦ 外壁・シーリング
外壁。
外壁の継ぎ目。
窓周辺。
などを地上から確認します。
大きな変化がある場合は住宅会社へ相談します。
⑧ 基礎
基礎外周も確認します。
1年点検時の写真があれば、
以前と比べて変化しているか
を確認しやすくなります。
⑨ 雨樋・排水
雨樋。
排水桝。
敷地内の排水。
なども確認します。
落ち葉。
泥。
ゴミ。
などがたまっていないか見ます。
⑩ バルコニーがある場合
バルコニーがあるなら、
排水口。
防水面。
汚れ。
などを確認します。
排水口が詰まらないよう、定期的に清掃します。
⑪ 外構
駐車場。
フェンス。
ブロック。
門柱。
ウッドデッキ。
など。
ひび。
ぐらつき。
変形。
などがないか確認します。
⑫ 太陽光発電
太陽光発電があるなら、
発電状況。
エラー。
モニター等。
を確認します。
過去の発電実績と大きな違いがないかを見る方法もあります。
保証期間を確認するタイミング
2年という時期は、
設備や仕上げなどについて、保証期間との関係を確認しておきたいタイミングでもあります。
ただし保証期間は、
住宅会社。
部位。
設備メーカー。
によって違います。
「全部10年保証」と思わない
住宅には法定の瑕疵担保責任に関係する部分がありますが、
住宅のすべての不具合が一律10年間保証されるわけではありません。
設備・内装・建具などは、それぞれの保証内容を確認します。
2年点検前に保証書を見る
おすすめは、
点検の1〜2か月前などに、
建物保証。
設備保証。
メーカー保証。
を確認することです。
気になる箇所があれば、保証期間内に相談できるよう準備します。
不具合は点検日まで待たない
例えば、
水漏れ。
雨漏りの疑い。
設備エラー。
大きな建具不良。
など。
明らかな問題がある場合は、
2年点検まで待たず、気づいた時点で住宅会社へ連絡
します。
1年目との比較が重要
2年点検では、
「今どうなっている?」
だけではなく、
「去年と比べてどう変わった?」
を見ることがポイントです。
写真・点検記録が役立ちます。
点検記録を積み重ねる
1年点検。
↓
2年点検。
↓
5年点検。
↓
10年点検。
と記録を残す。
これが、
家の健康診断記録
になります。
よくある失敗例
「1年点検で問題なかったから大丈夫」
と2年目は家の状態をほとんど確認しなかった。
後から保証書を見ると、
設備や仕上げなど、部位ごとに保証内容が違うことに気づいた。
「2年点検の前に保証内容まで確認すればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 1年点検の補修箇所を確認したか
- 建具・内装を確認したか
- 水回りを確認したか
- 換気設備を確認したか
- 給湯設備を確認したか
- 外壁・基礎を確認したか
- 雨樋・排水を確認したか
- バルコニー・外構を確認したか
- 保証期間を確認したか
- 1年目との変化を記録したか
まとめ
2年点検では、
「1年点検と同じところを見るだけ」ではありません。
大切なのは、
1年目から変化していないか
を見ること。
そして、
部位・設備ごとの保証内容を確認すること
です。
住宅会社へ、
「2年点検では何を見ますか?」だけではなく、「2年目までに保証期間を迎える部位・設備があれば、それも含めて確認してください」
とお願いする。
点検は、その日の異常を探すだけではなく、前回からの変化を見る。
これが住宅を長く安心して維持するためのポイントです。
















