「断熱等級6の高性能住宅なら、電気代は必ず安くなりますか?」
高性能住宅は、
冷暖房に必要なエネルギーを減らしやすい住宅
です。
ただし、
「高性能住宅=電気代が必ず○円になる」
とは言えません。
電気代は家の性能だけでは決まらない
電気代には、
断熱性能。
気密性能。
窓性能。
日射。
エアコン。
給湯設備。
家族人数。
生活時間。
設定温度。
などが関係します。
高断熱住宅のメリット
断熱性能を高めることで、
冬
→ 室内の熱を逃がしにくい
夏
→ 外からの熱を入りにくくする
ことが期待できます。
その結果、
冷暖房負荷を抑えやすくなります。
気密も重要
断熱材だけ高性能でも、
隙間が多い。
では計画した性能を発揮しにくくなります。
そのため、
断熱+気密
をセットで考えます。
窓も大きく影響
大きな窓をたくさん設置。
夏の日射が大量に入る。
となれば、冷房負荷が増える可能性があります。
高性能住宅でも、
窓性能+日射遮蔽
が重要です。
エアコンの選び方も重要
高性能住宅なのに、
必要以上に大きなエアコン。
というケースもあります。
住宅の冷暖房負荷を計算して、適切な能力を選ぶことが重要です。
太陽光があればさらに違う
太陽光発電がある住宅では、
電力会社から買う電力量を減らせる可能性があります。
ただし、
断熱性能による省エネと、太陽光による発電は別
として考えます。
「電気代0円」を前提にしない
太陽光があっても、
天候。
季節。
電気使用量。
電気料金単価。
などによって変わります。
資金計画では余裕を持って考えます。
比較するなら電気代より使用量
去年より電気料金が高い。
だから高性能住宅の意味がない。
とは限りません。
電気料金単価が上がっている可能性もあります。
だから、
円ではなくkWhも確認する
ことが重要です。
チェックポイント
- 断熱性能を確認したか
- 気密性能を確認したか
- 窓性能を確認したか
- 夏の日射対策を考えたか
- 適切なエアコン容量か
- 給湯設備を確認したか
- 太陽光と省エネを分けて考えたか
- 電気使用量を確認したか
まとめ
高性能住宅は、
「電気代を必ず○円にする家」ではありません。
大切なのは、
少ないエネルギーで快適な室温を維持しやすい家にすること。
住宅会社へ、
「高性能だから電気代は安いですよね?」だけではなく、「この家の断熱・気密・窓・日射・空調を含めて、年間の冷暖房負荷をどう考えていますか?」
と聞く。
UA値だけではなく、気密・窓・日射・空調までセットで考える。
これが高性能住宅の省エネ性能を活かすポイントです。
















