「土地情報に『第一種低層住居専用地域』『第一種住居地域』などと書いてあります。注文住宅を建てるときに何が変わるのでしょうか?」
結論
用途地域によって、建てられる建物の種類や規模などに違いがあります。
土地を購入する前には、
用途地域
+建ぺい率
+容積率
+高さに関する制限
+道路条件
+その他の地域ルール
まで確認することが重要です。
土地が広くても、その面積を自由に使って好きな家を建てられるとは限りません。
① 用途地域とは?
用途地域は、
住宅。
店舗。
事務所。
工場。
などが無秩序に混在しないよう、地域ごとに建築できる建物の用途や規模などを定める都市計画上の仕組みです。
② 住宅が建てられるかだけ見ればいい?
注文住宅の場合、
「住宅が建てられるからOK」
だけでは不十分です。
例えば、
3階建てにしたい。
大きな平屋にしたい。
店舗併用住宅にしたい。
将来仕事場をつくりたい。
などの希望によって確認事項が変わります。
③ 第一種低層住居専用地域とは?
低層住宅を中心とした良好な住環境を守ることを目的とした地域です。
住宅地として落ち着いた環境を期待できる一方で、高さなどに関する制限が比較的厳しい場合があります。
④ 「低層住宅地だから絶対静か」とは限らない
用途地域は重要な情報ですが、
交通量。
学校。
公園。
店舗。
鉄道。
など、実際の周辺環境は現地で確認します。
⑤ 第一種住居地域などでは?
住宅のほか、一定規模の店舗や事務所などが建てられる地域があります。
現在は住宅しかなくても、
将来、周辺に別用途の建物が建つ可能性
を考える材料になります。
⑥ 工業系の用途地域なら住宅はダメ?
用途地域によって建築できる用途は異なります。
住宅を建てられる工業系地域もありますが、周辺に、
工場。
倉庫。
事業所。
大型車両。
などがある可能性も考えます。
⑦ 今の隣地だけで判断しない
例えば南側が、
空き地。
月極駐車場。
だから日当たりが良い。
としても、将来建物が建つ可能性があります。
用途地域を確認することで、周囲の将来的な土地利用を考える材料になります。
⑧ 用途地域だけでは建物サイズは分からない
家の大きさには、
建ぺい率。
容積率。
道路。
高さ関係の制限。
地区計画等。
なども関係します。
用途地域だけで建築可能な家を判断しません。
⑨ 久留米で土地を探すなら
同じ久留米市内でも、
駅周辺。
幹線道路沿い。
住宅地。
郊外。
などで土地利用の条件は異なります。
土地価格だけでなく、将来どのような街並みになる可能性があるかも確認します。
⑩ 店舗併用住宅なら特に確認
例えば将来、
美容室。
事務所。
教室。
小規模店舗。
などを自宅と一緒にしたい場合。
用途地域によって建築できる用途・規模に制限があるため、土地購入前に確認します。
⑪ 建築できても希望どおりとは限らない
「住宅建築可能」
という土地でも、
希望する30坪平屋。
駐車3台。
大きな庭。
が実現できるとは限りません。
法規制を入れた配置図で確認します。
チェックポイント
- 用途地域を確認したか
- 建てたい用途が可能か
- 建ぺい率を確認したか
- 容積率を確認したか
- 高さ関係の制限を確認したか
- 地区計画等を確認したか
- 周辺に将来何が建つ可能性があるか
- 店舗併用等の予定を考えたか
- 希望する建物を配置したか
- 現地の周辺環境も確認したか
まとめ
用途地域を見るときは、
「住宅が建てられるから大丈夫」で終わらせないこと。
住宅会社・不動産会社には、
「この土地に住宅は建ちますか?」だけではなく、「用途地域・建ぺい率・容積率・高さ制限等を入れた場合、希望する家・駐車場・庭まで実現できますか?」
と確認する。
土地選びでは、土地の広さより先に「その土地で何ができるのか」を確認する。
これが購入後に「希望する家が建たなかった」を防ぐポイントです。
















