よくある質問

子育てが終わった後も暮らしやすい間取りとは?

 

「子育てしやすい家にすると、子どもが独立した後は使いにくくなりませんか?」

ここは家づくりで非常に重要です。

30代で家を建てた場合、

子育て期間より、

子どもが独立した後に夫婦で暮らす期間の方が長くなる可能性もあります。

だから、

「今の子育てをラクにする」と「老後も暮らしやすい」を両立させる

ことが大切です。

子育て専用設備を増やしすぎない

おむつ専用収納。

おもちゃ専用造作。

ランドセル専用棚。

子ども専用カウンター。

幼児期には便利です。

でも数年後には用途が変わります。

できるだけ、

可動棚・可変収納

にして、成長後も使えるようにします。

1階だけでも生活できる?

老後を考えるなら重要です。

1階に、

LDK。

キッチン。

トイレ。

洗面。

浴室。

収納。

そして、

将来寝られる場所

がある。

これなら、階段を使う回数を減らした生活へ移行しやすくなります。

和室・多目的室を将来寝室へ

子育て中は、

お昼寝。

遊び。

宿題。

として使用。

将来は、

夫婦の寝室

として使えるようにしておけば、長期間活用できます。

洗濯も1階完結

若いころは、

洗濯機1階。

↓

2階バルコニー。

でも問題ない。

しかし20年、30年後も毎日続きます。

ランドリー。

物干し。

収納。

を1階にまとめれば、

年齢を重ねても洗濯しやすい家

になります。

ファミクロも用途を変える

子育て中は、

家族4人の普段着。

子ども独立後は、

夫婦の衣類。

季節用品。

旅行用品。

など。

可動棚などを使えば、中身を変えながら使えます。

子ども部屋を大きくしすぎない

子ども部屋を必要以上に広くして、

夫婦が長く使う、

LDK。

収納。

ランドリー。

を狭くする。

これでは、子どもの独立後にバランスが悪くなる可能性があります。

段差を増やしすぎない

子育て中にはおしゃれな、

小上がり。

段差。

スキップフロア。

も魅力的です。

でも年齢を重ねると、小さな段差が負担になる場合があります。

長期間使うなら、

必要のない段差を増やさない

という考え方もあります。

トイレ・浴室への動線

将来寝室として使う場所から、

トイレ。

洗面。

浴室。

まで遠すぎないか。

夜間の移動まで考えておくと、将来の暮らしにも対応しやすくなります。

収納は低い位置も使えるように

高い吊戸棚ばかり。

脚立が必要。

では、年齢を重ねたとき使いにくくなる可能性があります。

毎日使う物は、

無理なく手が届く高さ

へ収納します。

家を大きくしすぎない

子ども2人だから、

部屋を増やす。

収納を増やす。

面積を増やす。

でも独立後は夫婦2人。

大きな家ほど、

掃除。

冷暖房。

メンテナンス。

の対象も増えます。

必要な広さを必要な場所へ配分する

ことが大切です。

「今」と「30年後」を同じ図面で考える

おすすめは、

現在の家族4人

と、

30年後の夫婦2人

の2パターンで同じ図面を見ること。

どの部屋を使う?

どこで寝る?

洗濯は?

収納は?

階段は?

と確認します。

よくある失敗例

子育てを最優先して、

2階に大きな子ども部屋。

大きなバルコニー。

子ども専用収納。

をつくった。

25年後、子どもは独立。

夫婦は1階中心。

2階へ行くのは物を取りに行くときだけ。

「子育て終了後の方が長く住む可能性まで考えればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 子育て専用設備を増やしすぎていないか
  • 1階だけで生活できるか
  • 将来1階に寝られる場所があるか
  • 洗濯を1階で完結できるか
  • 収納を用途変更できるか
  • 不要な段差が多くないか
  • 将来寝室からトイレが近いか
  • 子ども部屋を大きくしすぎていないか
  • 夫婦2人でも管理しやすい広さか
  • 30年後の生活を想像したか

まとめ

子育てが終わった後も暮らしやすい家とは、

子育て専用の家ではありません。

理想は、

子育て中
→ 家事・育児がラク

そして、

子ども独立後
→ 夫婦2人でもコンパクトに暮らせる

こと。

住宅会社へ、

「今、子育てしやすい間取りにしてください」だけではなく、「30年後、夫婦2人になったとき、この家の1階だけでどこまで生活できますか?」

と確認する。

3歳の子どもがいる今と、60代・70代になった自分たちを同じ図面で考える。

これが、長く暮らしやすい家づくりのポイントです。

 

 

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