「録画・スマホ連携・宅配対応など、機能が多いインターホンの方が安心ですよね?」
新築住宅ではほぼ必ず設置する、
テレビドアホン・インターホン。
最近では、
録画。
スマートフォン通知。
外出先から応答。
宅配ボックス連携。
電気錠連携。
など、多くの機能があります。
しかし、
機能が多い=使いやすい
とは限りません。
まず、
家族がインターホンをどのように使うのか
から考えます。
インターホンの基本的な役割は?
まず一番大切なのは、
玄関を開ける前に来訪者を確認すること。
誰が来た?
顔は見える?
声は聞こえる?
会話できる?
これが基本です。
高機能を考える前に、
来訪者をしっかり確認できること
を優先します。
カメラの画角を確認する
玄関子機のカメラには、
撮影できる範囲があります。
大人は映る。
でも、
小さな子ども。
宅配荷物を置いた位置。
横に立った人。
が映らない。
という可能性があります。
だから、
実際の玄関ポーチ形状とカメラ画角
を合わせて確認します。
玄関子機の高さは?
インターホンの高さも重要です。
高すぎれば子どもが押しにくい。
低すぎれば大人の顔を適切に撮影しにくい場合があります。
玄関階段。
ポーチ。
アプローチ。
との高さ関係まで考えます。
逆光にならない?
昼間、
来訪者の背後が明るい。
↓
顔が暗く見える。
ということがあります。
カメラに逆光補正などの機能があっても、
玄関の方角・照明・カメラ位置
は重要です。
夜の顔は見える?
玄関照明が、
真上だけ。
来訪者の顔には影。
では確認しにくい場合があります。
玄関照明は、
インターホンで顔を確認できる照明計画
も考えます。
録画機能は必要?
留守中に、
誰が来たのか。
確認できる録画機能は便利です。
確認したいのは、
録画件数。
保存期間。
動画か静止画か。
上書き方法。
です。
「録画できます」
だけではなく、
どの程度記録を残せるか
まで確認します。
スマホ連携とは?
来訪者がインターホンを押す。
↓
スマートフォンへ通知。
↓
外出先から映像確認・応答。
という機能を持つ製品があります。
共働き家庭などでは便利です。
宅配との相性は?
外出中、
宅配業者が来る。
↓
スマホで応答。
↓
置き配場所を伝える。
という使い方ができる場合があります。
宅配ボックスと連携できるシステムもあります。
ネット通販を頻繁に利用する家庭では、
インターホン+宅配ボックス
をセットで考えると便利です。
玄関電気錠との連携は?
インターホン画面で来訪者を確認。
↓
電気錠を解錠。
というシステムもあります。
例えば、
家族。
親。
などを玄関まで行かずに入れる場合には便利です。
ただし、
防犯に関係する機能なので、誤操作や非常時の操作方法
まで確認します。
室内モニターはどこに付ける?
よくあるのが、
LDK入口。
キッチン横。
などです。
しかし、
料理中に確認できる?
リビングから見える?
玄関へ向かう動線上にある?
を考えます。
単に、
壁が空いているからここ
ではありません。
モニターの高さも重要
室内モニターは、
大人。
子ども。
高齢者。
が使います。
また、
給湯リモコン。
照明スイッチ。
HEMS。
などと並ぶ場合があります。
高さと配置をそろえると、
使いやすさだけでなく見た目も整います。
2階にも子機は必要?
2階建てで、
2階寝室。
書斎。
にいることが多い。
インターホンが1階だけ。
来客に気づかない。
という可能性があります。
スマートフォン連携。
ワイヤレス子機。
などで対応できる場合があります。
Wi-Fiが切れたらどうなる?
スマホ連携型では、
インターネット。
Wi-Fi。
クラウドサービス。
などを利用する製品があります。
ここで確認したいのが、
ネットが止まっても普通のインターホンとして使えるか
です。
基本機能までインターネット頼みにならないか確認します。
月額料金はある?
スマート機能。
クラウド録画。
遠隔サービス。
などに月額料金が必要な場合があります。
500円。
1,000円。
でも、
10年。
20年。
なら金額は積み重なります。
本体価格+サービス利用料
で比較します。
10年後にサービス終了したら?
スマートホームと同じ問題です。
住宅は30年以上。
電子機器やサービスは、それより短いサイクルで変化します。
だから、
スマホサービスが終了しても、
インターホン本体として基本機能を使えるか
という視点が重要です。
配線方式も確認する
将来インターホンを交換するとき、
既存配線を利用できるのか。
新しい配線が必要なのか。
確認します。
可能なら、
機器交換しやすい配線・空配管
を考えておきます。
防犯カメラと重複しない?
玄関インターホンにもカメラ。
玄関上にも防犯カメラ。
同じ場所しか映していない。
では、設備が重複している可能性があります。
例えば、
インターホン
→ 玄関前の人物確認
防犯カメラ
→ アプローチ・駐車場を広く記録
というように、
役割を分ける
ことが重要です。
よくある失敗例
最新の高機能インターホンを採用。
録画。
スマホ。
電気錠。
クラウド。
さまざまな機能がある。
でも実際に使うのは、
「誰が来たかを見る」
だけ。
スマホ連携は設定したままほとんど使わない。
一方、
玄関照明の位置が悪く、夜は来訪者の顔が見えにくい。
「機能より、まず顔がきちんと見える設計を優先すればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 玄関カメラの画角を確認したか
- 子機の設置高さを確認したか
- 逆光を考えたか
- 夜間の顔が見えるか
- 録画保存期間を確認したか
- スマホ連携を本当に使うか
- 宅配ボックスとの連携を考えたか
- 電気錠との連携を確認したか
- ネットなしでも基本操作できるか
- 将来交換できる配線か
まとめ
インターホンで最も重要なのは、
機能の多さではありません。
まず、
誰が来た?
顔が見える?
夜でも分かる?
会話できる?
これが基本です。
そのうえで、
録画。
スマホ。
宅配。
電気錠。
など、
本当に使う機能だけ追加する。
だから住宅会社へ、
「一番高機能なインターホンはどれですか?」ではなく、「昼・夜・逆光でも、玄関に立った人の顔をこの位置から確認できますか?」
と聞いてみる。
さらに、
「10年後に本体を交換するとき、今の配線を使って交換できますか?」
まで確認する。
最新機能より、毎日安心して使えて、将来交換できる設備を選ぶ。
これがインターホンで後悔しないポイントです。
















