「ZEH水準の住宅は建築費が高くなるイメージがあります。光熱費や税制まで考えると、お金の面でもメリットがありますか?」
結論
ZEH水準住宅は、
建築費だけでなく、光熱費・住宅ローン・税制・補助制度まで含めて判断すること
が重要です。
ただし、
「ZEH水準にすれば必ず○万円得する」
とは言えません。
住宅の仕様や暮らし方、利用する制度によって変わります。
① ZEH水準住宅とは?
ZEH水準住宅では、一定以上の断熱性能や一次エネルギー消費量削減などの基準を満たすことが求められます。
ここで注意したいのは、
「ZEH水準省エネ住宅」と「ZEH」は同じ意味ではない
という点です。
② 光熱費を抑えやすくなる?
断熱性能を高めることで、
冬に熱が逃げにくい。
夏に外の熱の影響を受けにくくする。
など、冷暖房負荷を抑えやすくなります。
ただし実際の光熱費は、
気密。
窓。
日射遮蔽。
空調。
家族人数。
設定温度。
などにも左右されます。
③ 久留米では夏対策も重要
久留米で高性能住宅を考えるなら、
断熱性能だけ高くすればいいわけではありません。
夏の日差しを、
軒。
庇。
外付けシェード。
窓計画。
などで遮る日射遮蔽も重要です。
高断熱+日射遮蔽をセットで考えます。
④ 住宅ローン控除との関係
住宅ローン控除では、入居年や住宅性能区分によって制度上の扱いが異なる場合があります。
そのため、
自分たちの住宅がどの性能区分に該当するか
を契約前に確認します。
⑤ 住宅ローンの優遇も確認
金融商品によっては、省エネルギー性能などが金利引下げ等の条件に関係する場合があります。
住宅性能と住宅ローンを別々に考えず、セットで比較します。
⑥ 補助金の対象になることも
住宅関連の補助制度では、一定の省エネ性能を満たす住宅が対象になる場合があります。
ただし制度は年度によって変わります。
補助金を受けられる前提で住宅予算を増やさないこと
が重要です。
⑦ 建築費アップと比較する
例えば、
標準仕様から性能向上するために+100万円。
年間光熱費が仮に4万円下がる。
なら、
30年間の単純累計では120万円です。
※金額は考え方を説明する仮例で、実際の削減額を保証するものではありません。
⑧ 住宅ローンの利息も考える
性能アップ分100万円も住宅ローンで借りれば、その100万円にも利息がかかります。
だから、
追加建築費だけでなく、追加借入による利息も含めて比較
します。
⑨ 快適性も価値の一つ
住宅性能は、
「何年で元が取れる?」
だけでは判断できません。
冬の室温。
夏の暑さ。
部屋間温度差。
冷暖房の効き。
など、毎日の暮らしにも関係します。
チェックポイント
- ZEH水準の条件を確認したか
- 断熱性能を確認したか
- 気密性能も確認したか
- 久留米の夏の日射対策を考えたか
- 年間光熱費を比較したか
- 住宅ローン制度を確認したか
- 税制を確認したか
- 補助制度を確認したか
- 性能アップ費+利息まで比較したか
まとめ
ZEH水準住宅を判断するときは、
「建築費がいくら高くなる?」だけではなく、「建築後に何が変わる?」
まで確認します。
住宅会社には、
「ZEH水準にするといくら高くなりますか?」ではなく、「標準仕様との差額・年間エネルギー消費・光熱費・利用できる制度まで比較してください」
と聞く。
建築費+住宅ローン+光熱費+制度+快適性。
これらを総合して判断することが重要です。
















