「せっかく土地を買うなら、開放感があって日当たりも良さそうな角地がいいですよね?」
結論
角地=必ず良い土地、とは限りません。
角地には、
開放感
+採光・通風
+建物・駐車場配置の自由度
といったメリットが期待できます。
一方で、
土地価格
+外構費
+道路からの視線
+車・人の通行
+道路斜線等の建築条件
まで確認する必要があります。
① 角地とは?
一般的には、敷地の二方向が道路に接している土地を角地と呼びます。
一方向だけ道路に面する土地と比べて、開放的に感じやすいのが特徴です。
② 日当たりを確保しやすい場合がある
二方向が道路なら、その方向には隣家が近接しにくくなります。
そのため、
採光。
通風。
開放感。
を確保しやすい場合があります。
ただし、道路方向・周辺建物によって条件は変わります。
③ 駐車場を配置しやすいことも
二方向から出入りできる条件なら、
建物。
玄関。
駐車場。
の配置選択肢が増える場合があります。
久留米で車2〜3台を考える家庭にはメリットになる可能性があります。
④ 角地は価格が高いことも
同じ分譲地でも、
角地。
南道路。
などは価格が高く設定される場合があります。
重要なのは、
その価格差に見合うメリットを自分たちが使えるか
です。
⑤ 外構費が増える可能性
二方向が道路に面していると、
フェンス。
目隠し。
門塀。
植栽。
などが必要になる範囲も増える可能性があります。
土地代だけでなく、外構費まで含めて比較します。
⑥ 道路から見えやすい
開放感がある反面、
道路からLDKが見える。
庭が見える。
洗濯物が見える。
ということもあります。
窓・庭・フェンスを一緒に設計します。
⑦ 車のライトも確認
交差点に近い角地では、
夜間に車のヘッドライトが窓へ入りやすくないか。
車の停止・発進音はどうか。
なども現地で確認します。
⑧ 交通量にも注意
住宅街の静かな角地と、
交通量の多い道路に面した角地では暮らしやすさが違います。
特に小さな子どもがいる家庭では、
玄関。
庭。
駐車場。
から道路への出入りも確認します。
⑨ ゴミ置場・電柱・標識も見る
角地では、
電柱。
道路標識。
カーブミラー。
ゴミ置場。
などが近くにある場合があります。
駐車場の出入りや外構計画に影響しないか確認します。
⑩ 建築上のメリットがある場合も
一定の要件を満たす角地では、建ぺい率の緩和を受けられる場合があります。
ただし、
角地ならすべて自動的に緩和されるわけではありません。
自治体の指定や道路条件などを確認します。
⑪ 道路斜線なども二方向から確認
道路に二方向接していれば、建築計画ではそれぞれの道路条件が関係する場合があります。
「角地だから建物を自由に建てられる」と決めつけず、設計者に確認します。
⑫ 久留米なら水の流れも確認
角地に限りませんが、
道路より土地が低くないか。
交差点付近に雨水が集まりやすくないか。
側溝はどうなっているか。
なども確認します。
洪水・内水リスクと合わせて現地を見ることが重要です。
チェックポイント
- 土地価格差を確認したか
- 二方向の道路幅を確認したか
- 交通量を確認したか
- 道路からの視線を確認したか
- 車のライトを確認したか
- 外構費を考えたか
- 電柱・標識を確認したか
- 駐車場の出入りを確認したか
- 建築制限を確認したか
- 雨水の流れを確認したか
まとめ
角地は、
「開放感があるから良い土地」とだけ考えないこと。
住宅会社には、
「角地だからおすすめですか?」ではなく、「この土地に希望する家・駐車場・庭を配置すると、視線・外構・車の出入り・建築条件はどうなりますか?」
と相談する。
角地の価値は「道路が二方向にあること」ではなく、その二方向を暮らしに活かせるかで決まります。
















