「子どもがサッカーや野球をするなら、泥汚れ専用の洗い場をつくった方がいいですか?」
泥汚れが多い家庭では、
あると便利です。
ただし、
すべての子育て家庭に必要な設備ではありません。
ポイントは、
何を、どのくらいの頻度で洗うのか。
です。
泥汚れ用の洗い場で何を洗う?
例えば、
泥だらけの靴。
上履き。
ユニフォーム。
靴下。
サッカーボール。
野球用品。
雑巾。
外遊び道具。
など。
これらを毎週何度も洗うなら、専用洗い場の価値は高くなります。
普通の洗面台では洗いにくい
洗面ボウルで、
泥だらけの靴。
上履き。
を洗うと、
泥。
砂。
水はね。
が気になります。
家族が歯磨きや洗顔に使う洗面台と分けたい家庭もあるでしょう。
スロップシンクという選択
ランドリーや脱衣室に、
深めのスロップシンク
を設置する方法があります。
靴。
泥汚れ衣類。
雑巾。
掃除用品。
などを洗いやすいのがメリットです。
外水栓でも十分な場合がある
泥汚れ用品は、
まず屋外で泥を落とす。
という家庭なら、
玄関や庭の近くの外水栓でも対応できます。
室内に専用シンクを増やさずに済みます。
「外水栓+ランドリー」という方法
例えば、
外水栓
↓
大きな泥を落とす
↓
玄関
↓
ランドリーで予洗い・洗濯
という使い方。
汚れを室内へ持ち込みにくくなります。
洗い場の位置が重要
便利だからスロップシンク。
でもランドリーの一番奥。
泥だらけの靴を持ってLDKを横断。
では使いにくい。
できれば、
玄関→洗い場→ランドリー
を短くします。
お湯は必要?
水だけで十分なのか。
お湯も使いたいのか。
使用目的によって変わります。
給湯を追加すれば設備費も変わるため、
実際の使い方から決める
ことが重要です。
排水にも配慮
泥や砂を大量にそのまま排水へ流す使い方は避けたいところです。
大きな泥や砂は事前に落とすなど、
排水設備に負担をかけない使い方
も考えます。
靴を洗った後どこで乾かす?
洗い場だけつくっても、
濡れた靴をどこへ置く?
が決まっていないと玄関に並びます。
洗う。
↓
水を切る。
↓
乾かす。
↓
収納。
まで考えます。
コンセントがあると便利な場合も
靴乾燥機。
除湿機。
などを使う家庭なら、電源も考えます。
ただし水を使う場所なので、コンセント位置や設備計画は住宅会社・電気工事業者と適切に検討します。
子どもがスポーツをやめたら?
サッカーをする数年間だけの設備にすると、使わなくなる可能性があります。
そこで、
将来は、
掃除用品。
園芸用品。
雑巾。
ペット用品。
アウトドア用品。
などを洗える場所として使えるようにします。
ペット家庭とも相性がいい
犬の散歩後。
足を洗う。
汚れた用品を洗う。
などにも利用できます。
泥汚れ専用ではなく「汚れ物用洗い場」
と考えると用途が広がります。
使う頻度が低いなら無理につくらない
年に数回しか靴を洗わない。
スポーツもしない。
なら、専用シンクの優先順位は低いでしょう。
外水栓。
浴室。
既存の洗い場。
などで対応できる場合があります。
よくある失敗例
「子育てにはスロップシンクが便利」
と設置。
でも子どもはスポーツをせず、ほとんど使わない。
一方、ランドリーがその分狭くなった。
逆にスポーツ家庭なのに洗い場をつくらず、毎週洗面台で泥だらけの靴を洗うケースもあります。
大切なのは流行ではなく、使用頻度です。
チェックポイント
- 泥汚れを週何回洗うか
- 靴・上履きをよく洗うか
- スポーツをする予定があるか
- 外水栓で対応できないか
- 玄関から洗い場まで近いか
- ランドリーとつながっているか
- 泥・砂の処理方法を考えたか
- 洗った靴を乾かせるか
- 将来別用途に使えるか
- 専用設備にする価値があるか
まとめ
泥汚れ用の洗い場は、
外遊びやスポーツが多い家庭には非常に便利です。
でも、
「子育て家庭だからスロップシンク」ではありません。
まず、
何を洗う?
週何回洗う?
外水栓ではダメ?
を考える。
住宅会社へ、
「スロップシンクをつけてください」ではなく、「泥だらけの靴とユニフォームを週3回洗う想定で、玄関から洗濯まで一番ラクな方法を提案してください」
と相談する。
そして、
洗う場所だけでなく、洗う→乾かす→収納まで考える。
これが泥汚れ用の洗い場で後悔しないポイントです。
















