「子どもの友達がよく遊びに来るなら、間取りで考えておいた方がいいことはありますか?」
子どもが小学生になると、
「今日、友達3人来る!」
ということも増えてきます。
そのとき考えたいのは、
広いリビングをつくることだけではありません。
玄関。
手洗い。
トイレ。
遊ぶ場所。
おもちゃ・ゲーム収納。
そして、
家族のプライベート空間へ入りすぎないこと。
ここまで考えておくと暮らしやすくなります。
まず玄関が混雑する
子ども+友達3人。
一気に4人帰宅。
靴。
傘。
上着。
バッグ。
が玄関へ。
玄関が狭いと、靴だけでいっぱいになります。
ただし、
友達が来るためだけに大きな玄関をつくる必要はありません。
普段の家族利用とのバランスで考えます。
靴をどこに置く?
友達の靴までシューズクロークへ収納する必要はありません。
一時的に、
玄関にきれいに並べられる場所
があれば十分な家庭もあります。
家族の靴が普段から出っぱなしにならない仕組みの方が重要です。
「帰ったら手洗い」の動線
友達が来る。
↓
玄関。
↓
手洗い。
↓
遊ぶ場所。
という流れが自然だと便利です。
普段使いの洗面が帰宅動線上にあれば、専用の玄関手洗いがなくても対応できます。
来客が使いやすいトイレ
友達が、
「トイレどこ?」
となったとき、
寝室。
ファミクロ。
脱衣室。
など家族のプライベート空間を通らないと行けない。
これは少し使いにくいですよね。
できれば、
LDKやホールから分かりやすく行ける位置
を考えます。
洗面と脱衣を分けるメリットも
友達が手を洗う。
でも洗面台は脱衣室の中。
洗濯物。
下着。
家族の衣類。
が見える。
洗面と脱衣を分けておくと来客時にも使いやすくなります。
どこで遊んでもらう?
小学生なら、
リビング。
畳コーナー。
子ども部屋。
などが候補です。
ここで重要なのは、
家中すべてを遊び場にしないこと。
ある程度、
「友達と遊ぶのはここ」
と決めやすい間取りにします。
リビングで遊ぶメリット
親が気配を確認しやすい。
小さいうちは安心感があります。
一方で、
親がテレビを見たい。
下の子がお昼寝。
在宅ワーク。
などと重なると、LDK全体が落ち着かなくなることがあります。
子ども部屋で遊ぶ場合は?
子どもが大きくなれば、自室で友達と過ごすことも増えます。
その場合、
玄関
↓
LDK・ホール
↓
子ども部屋
という動線を考えます。
家族の寝室などを通らなくても行ける方が使いやすいでしょう。
リビング階段なら必ず顔を合わせる?
リビング階段なら、
友達が2階へ上がるときに家族と顔を合わせやすいメリットがあります。
ただし、
「必ずリビング階段が正解」
ではありません。
お菓子・飲み物はどこで?
友達が来ると、
お菓子。
ジュース。
コップ。
などを使います。
子どもがある程度大きくなれば、自分で準備できる収納にしておくと親の負担を減らせます。
ゴミも増える
お菓子の袋。
ティッシュ。
ペットボトル。
など。
ゴミ箱がキッチン奥にしかないと、友達が料理中のキッチンへ入ってくる可能性があります。
LDK側から使いやすいゴミ箱も検討します。
ゲーム機の位置も考える
小学生以降は、
ゲーム。
タブレット。
テレビ。
を使って遊ぶこともあります。
配線。
コンセント。
充電場所。
Wi-Fi環境。
なども、将来の使い方を考えておきます。
「友達用の部屋」は必要ない
子どもの友達が来るからと、
専用プレイルーム。
大きな和室。
をつくる必要はありません。
友達が頻繁に来る期間も、長い住宅人生の一部です。
普段は家族が使えて、来客時にも使える空間
にします。
よくある失敗例
子どもの友達が来ることを想定していなかった。
友達4人が来ると、
玄関は靴だらけ。
手洗いは脱衣室。
トイレへ行く途中に家族収納。
リビングにはゲームやバッグが広がる。
「広さではなく、玄関から遊ぶ場所までの流れを考えればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 友達が何人くらい来るか
- 玄関で靴を置けるか
- 手洗いしやすいか
- トイレへ行きやすいか
- 脱衣室を通らなくていいか
- どこで遊ぶか決められるか
- お菓子・飲み物を準備しやすいか
- ゴミを捨てやすいか
- ゲーム・充電環境を考えたか
- 家族のプライバシーを守れるか
まとめ
子どもの友達が遊びに来る家で大切なのは、
「広いリビング」だけではありません。
玄関
↓
手洗い
↓
トイレ
↓
遊ぶ場所
まで自然につながり、
家族のプライベート空間へ入りすぎないこと。
住宅会社へ、
「子どもの友達が4人遊びに来たとき、玄関から手洗い・トイレ・遊ぶ場所までどう動くか確認してください」
とお願いする。
家族だけでなく、子どもの友達が来た日の暮らしまで一度シミュレーションする。
これがポイントです。
















