「家の書類は書斎や納戸にまとめて収納すれば、リビングがすっきりしますか?」
住宅には想像以上にたくさんの書類があります。
学校・保育園。
郵便物。
住宅関係。
保険。
税金。
取扱説明書。
保証書。
家電関係。
行政関係。
そして大切なのは、
書類によって使う頻度が全く違う
ということです。
だから書類収納は、
「全部一か所」ではなく、「使う頻度」で分ける
と管理しやすくなります。
書類は大きく3種類に分ける
例えば、
① 毎日・毎週見る書類
- 学校予定
- 給食表
- 習い事
- 郵便物
② ときどき使う書類
- 保険
- 税金
- 家電保証
- 医療関係
③ 長期保管する書類
- 住宅関係
- 契約書
- 各種重要書類
この3種類を全部同じ場所へ入れる必要はありません。
毎日見る書類はLDK近く
学校予定を確認するために、
毎回2階の書斎へ。
では続きません。
毎日・毎週使う書類は、
ダイニングやキッチン周辺
など、普段生活する場所の近くが便利です。
長期保管書類は別でいい
住宅契約書。
保険証券。
保証関係。
などは毎日使いません。
こうした書類は、
納戸。
書斎。
ファミリー収納。
などへまとめても問題ありません。
つまり、
「使う書類」と「保管する書類」を分ける
ことがポイントです。
郵便物の入口を決める
帰宅。
↓
ポストから郵便物。
↓
キッチンカウンターへ。
これが積み重なると散らかります。
だから、
郵便物を最初に置く場所
を決めます。
郵便物はその場で分ける
例えば、
要対応。
保管。
処分。
の3つ程度。
DMなど不要な物はすぐ処分。
請求・確認が必要な物だけ残す。
収納する前に減らす
ことが重要です。
シュレッダーやゴミ箱との位置も考える
不要な郵便物を、
あとで捨てよう。
↓
机に置く。
↓
たまる。
となりがちです。
書類を確認する場所の近くで処分できれば、紙が残りにくくなります。
A4サイズを基準にする
書類収納を造作したのに、
A4ファイルが立てて入らない。
ファイルボックスが入らない。
という失敗があります。
書類収納では、
実際に使用するファイル・ボックス寸法
を確認します。
プリンターはどこに置く?
学校関係。
仕事。
行政書類。
などを自宅で印刷する家庭なら、プリンター置場も必要です。
プリンター本体だけでなく、
用紙。
インク。
電源。
Wi-Fi。
まで考えます。
家族全員が分かる分類にする
「保険はここ」
「学校はここ」
「住宅はここ」
など、
誰でも分かる分類にします。
一人しか分からない書類収納では、
結局その人だけが管理する家事になります。
デジタル化も考える
すべての紙を保管する必要はありません。
保存が必要ない書類なら、
必要に応じてデータ化する方法もあります。
ただし原本保管が必要な書類は別です。
紙で残す物を絞る
という考え方です。
収納量より「入って出ていく仕組み」
書類は、
入ってくる。
↓
確認する。
↓
対応する。
↓
保管または処分。
という流れがあります。
収納だけ大きくすると、
処分しない紙が増えるだけ
になることがあります。
よくある失敗例
書類をまとめるため、大きな書類収納をつくった。
でも郵便物は毎日キッチンカウンターへ。
学校プリントはダイニング。
重要書類は書斎。
結局、紙が3か所に散らばる。
「保管場所より、紙が家に入ってきた瞬間から考えればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 毎日見る書類を分けたか
- 長期保管書類を分けたか
- 郵便物の入口を決めたか
- 要対応書類の場所があるか
- 不要書類をすぐ処分できるか
- A4ファイルが入るか
- プリンター置場を考えたか
- 家族全員が分類を理解できるか
- データ化できる物を考えたか
- 定期的に処分する仕組みがあるか
まとめ
書類収納で大切なのは、
「書類を全部しまえる場所」ではありません。
書類が、
入る。
↓
確認される。
↓
対応される。
↓
保管または処分される。
この流れを止めないことです。
住宅会社へ、
「書類収納をつくってください」ではなく、「郵便物や学校プリントが家に入ってから、最終的に保管・処分されるまでの場所を決めたいです」
と伝える。
紙をためる収納ではなく、紙が循環する仕組みをつくる。
これが書類でLDKを散らかさないポイントです。
















