よくある質問

将来のリフォームを考えず間取りを作ると後悔する?

「新築なのに、今からリフォームのことまで考える必要がありますか?」

新築時には、

「これから新しい家に住むのに、リフォームなんて何十年も先」

と思いますよね。

しかし家族は変化します。

子どもが成長する。

独立する。

夫婦二人になる。

年齢を重ねる。

働き方が変わる。

だから、

完成時に100点の間取りより、将来変えやすい間取り

という考え方も重要です。

家づくりは10年後・20年後・30年後の暮らしまで考えることが重要とされています。

子ども部屋はずっと子ども部屋ではない

新築時、

子ども5歳。

子ども7歳。

それぞれ個室を作る。

しかし20年後には、二人とも独立しているかもしれません。

そのとき、

書斎。

趣味室。

収納。

夫婦それぞれの部屋。

などへ変更できれば、長く使えます。

部屋の名前ではなく、将来の用途まで考える

ことが大切です。

壁を後から動かせる?

子ども部屋を、

最初は10畳。

将来5畳+5畳。

さらに子ども独立後は再び一室。

という使い方を考えるなら、

間仕切り予定位置。

ドア。

窓。

照明。

コンセント。

エアコン。

などを最初から考えます。

さらに、構造上重要な壁などとの関係は設計者に確認します。

水まわりは簡単に動かせないことも

キッチン。

トイレ。

洗面。

浴室。

は、給排水設備が関係します。

将来、

「ここへトイレを追加したい」

と思っても、簡単にできるとは限りません。

だから、

将来1階だけで生活したい

と考えるなら、新築時から水まわりとの位置関係を考えておきます。

1階の多目的室が役立つ

新築時は、

書斎。

子どもの遊び場。

客間。

として使う。

将来は、

夫婦の寝室。

という部屋を1階に用意しておけば、生活の変化へ対応しやすくなります。

重要なのは、

今使わない「老後用寝室」を作ることではなく、

今も将来も使える部屋にすること

です。

段差を後からなくせる?

年齢を重ねると、

小さな段差。

狭い通路。

開きにくいドア。

などが負担になる可能性があります。

例えば、

小上がり和室。

玄関。

浴室。

など。

デザインとして段差を作るなら、

将来その段差をどう考えるか

まで確認します。

廊下・ドア幅も考える

将来、

介助。

歩行補助。

などが必要になる可能性もあります。

すべてを最初から介護住宅にする必要はありません。

ただ、

将来変更が難しい場所については、

少し余裕を持たせる

という考え方があります。

コンセント・配線も将来変わる

EV。

防犯カメラ。

LAN。

スマートホーム。

など、住宅設備は変化します。

間取りだけではなく、

空配管。

分電盤。

コンセント。

などに将来の余白を残しておけば、設備を追加しやすくなる場合があります。

よくある失敗例

30代で、

「今の家族4人に完璧な間取り」

を作った。

子ども部屋2室。

2階主寝室。

1階は大きなLDK。

20年以上経ち、

子どもは独立。

夫婦二人。

階段が少し負担になってきた。

しかし1階に寝室へ変更できる部屋がなく、大きな改修が必要になった。

「今だけでなく、夫婦二人になった後まで考えればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 子ども独立後の部屋用途を考えたか
  • 間仕切りを変更できるか
  • 構造上変更しにくい壁を把握したか
  • 水まわりの将来変更を考えたか
  • 1階に将来寝られる場所があるか
  • 1階だけで生活できる可能性を考えたか
  • 段差を増やしすぎていないか
  • 将来の設備追加を考えたか
  • 配線・配管に余白があるか
  • 20年・30年後の暮らしを想像したか

まとめ

家づくりで大切なのは、

今の家族だけに完璧な家を作りすぎないことです。

5歳の子どもは15歳になる。

そして25歳になる。

30代の夫婦も60代、70代になります。

家は完成した瞬間ではなく、その後何十年も続く暮らしを考えることが重要とされています。

だから、

「今、この間取りが使いやすいですか?」に加えて、「20年後、夫婦二人になっても使いやすいですか?」

と考える。

変わらない家を作るのではなく、暮らしの変化に対応できる家を作る。

それが、将来リフォームで大きく後悔しないためのポイントです。

 

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