質問
「子どもが大きくなっても、それぞれ自分の部屋にこもらず、自然に家族がリビングへ集まる家にしたいです。どんな間取りがいいですか?」
結論
家族が集まるLDKは「広さ」だけではつくれません。
ポイントは、
居心地+動線+居場所+収納+家族との適度な距離
です。
「全員が同じことをするリビング」ではなく、それぞれ違うことをしながら同じ空間にいられるLDKを考えます。
① LDKを生活の中心にする
玄関。
キッチン。
洗面。
階段。
庭。
などへの動線を整理し、LDKを家族の生活と自然につながる位置へ配置します。
② 子どもの居場所をつくる
例えば、
スタディカウンター。
ダイニング。
小さなヌック。
畳コーナー。
など、子ども部屋以外にも過ごせる場所をつくります。
③ 「勉強専用」にしすぎない
スタディスペースは、
勉強。
読書。
パソコン。
家計簿。
仕事。
など、家族全員が使える場所にすると将来も活用しやすくなります。
④ 親子の距離を近づけすぎない
キッチンのすぐ目の前に学習机。
では、お互い集中しにくい家庭もあります。
見えるけれど少し離れている程度の距離も検討します。
⑤ LDKを散らかりにくくする
居心地の良いリビングでも、
ランドセル。
バッグ。
上着。
おもちゃ。
書類。
が床にあふれると使いにくくなります。
帰宅動線やリビング収納も重要です。
⑥ 「リビングを通らないと2階へ行けない」だけでは不十分
リビング階段は顔を合わせる機会をつくれますが、それだけで家族がLDKに滞在するとは限りません。
通過する場所ではなく、過ごしたくなる場所にすることが大切です。
チェックポイント
- LDKが生活の中心になっているか
- 家族それぞれの居場所があるか
- 学習スペースを兼用できるか
- 親子の距離感を考えたか
- リビング収納があるか
- 家具配置まで確認したか
まとめ
住宅会社には、
「家族が集まるリビングにしてください」ではなく、「料理・勉強・読書・テレビなど、家族が別々のことをしていても自然に同じ空間で過ごせるLDKを提案してください」
と相談する。
家族が集まる家とは、家族をリビングに通す家ではありません。
それぞれが自分の時間を過ごしながら、自然に家族の気配を感じられる間取りをつくることがポイントです。
















