よくある質問

家事時間を1日30分減らす間取りは作れる?

 

「間取りを工夫すれば、家事時間を1日30分くらい減らすことはできますか?」

実際に何分減るかは、

家族人数。

現在の家事時間。

設備。

生活習慣。

によって違うため、

「この間取りなら必ず30分減る」とは言えません。

ただし、

家事動線を短くする。

家事工程を減らす。

家族に分担する。

という考え方を組み合わせれば、

毎日の家事負担を大きく減らすことは可能です。

ポイントは「歩数」だけではない

家事ラクというと、

キッチンと洗面を近づける。

ランドリーを近づける。

など、

動線短縮を考えます。

もちろん重要です。

でも、

1m短くするより、家事を一工程なくす方が効果が大きい

場合があります。

洗濯なら「干す」を減らす

例えば、

洗濯機。

↓

乾燥機。

なら、

濡れた洗濯物を運ぶ。

一枚ずつ干す。

取り込む。

という工程を減らせる場合があります。

「たたむ」も減らす

乾燥。

↓

全部たたむ。

↓

家族4人へ配る。

では時間がかかります。

ハンガーのまま収納。

下着はボックス。

ファミクロへまとめる。

とすれば、

たたむ・配る家事

を減らせます。

料理は「取りに行く」を減らす

冷蔵庫。

食器。

調味料。

ゴミ箱。

パントリー。

が適切な位置にあれば、料理中の細かな往復を減らせます。

さらに、

横並びダイニングなどで配膳距離を短くする方法もあります。

食後は家族自身で片付ける

親が、

4人分の食器を回収。

↓

キッチン。

ではなく、

家族が自分の食器を下げる。

↓

食洗機へ。

これなら、

親の家事時間そのものを家族へ分散

できます。

片付けは「あとで」をなくす

帰宅。

↓

ランドセルを床へ。

↓

夜に親が片付ける。

では家事が増えます。

玄関からLDKまでの途中に定位置をつくれば、

子どもが帰宅時に片付けられます。

掃除は床に物を置かない

ロボット掃除機を使っても、

床に、

バッグ。

おもちゃ。

衣類。

があれば、まず片付けが必要です。

掃除時間を減らすには、

掃除機より先に、床へ物を置かなくていい収納

を考えます。

ゴミ出しもまとめる

家中にゴミ箱が10個。

↓

ゴミの日に全部回収。

より、

必要な場所へ適度に集約。

資源ゴミ置場も決める。

これだけでも小さな家事を減らせます。

朝の準備も家事時間

家事時間には、

子どもの服を出す。

ランドセル確認。

水筒準備。

学校用品を探す。

も含まれます。

子ども自身が、

服。

ランドセル。

ハンカチ。

学用品。

を準備できれば、親の朝の負担を減らせます。

「30分」は小さな時間の積み重ね

例えば、

洗濯。

料理。

配膳。

片付け。

掃除。

子どもの準備。

それぞれで、

数分ずつ減らす。

その積み重ねで家事時間全体を減らしていく考え方です。

1日30分なら年間では大きい

仮に、

1日30分。

家事時間を減らせたとします。

単純計算なら、

年間約182時間。

約7.6日分です。

だから、

毎日5分、10分の家事を減らすことには大きな意味があります。

家事ラク設備を増やしすぎない

ランドリー。

ファミクロ。

パントリー。

食洗機。

乾燥機。

ロボット掃除機。

全部入れれば家事ラク。

とは限りません。

設備や部屋が増えれば、

掃除。

メンテナンス。

費用。

も増えます。

本当に減らしたい家事から優先順位を決める

ことが大切です。

まず現在の家事時間を測る

おすすめなのは、

朝。

夕方。

夜。

に何をしているか、一度書き出すこと。

特に、

「面倒」

「何度も往復している」

「家族の物を片付けている」

家事を探します。

そこが新居で改善するポイントです。

よくある失敗例

「家事ラク住宅にしたい」

と、

回遊動線。

ランドリー。

ファミクロ。

パントリー。

を全部採用。

でも家事のやり方は以前と同じ。

洗濯物は全部たたむ。

親が家族全員の物を片付ける。

食器も親が下げる。

「設備を増やすより、家事そのものをなくす方法を考えればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 現在の家事時間を把握したか
  • 洗濯工程を減らせるか
  • たたむ家事を減らせるか
  • 配膳距離を短くできるか
  • 食器を家族自身で片付けられるか
  • 子どもが自分で準備できるか
  • 床に物を置かない仕組みがあるか
  • ゴミ回収を減らせるか
  • 家族へ家事を分担できるか
  • 家事ラク設備を増やしすぎていないか

まとめ

家事時間を減らすポイントは、

「家事を速くする」だけではありません。

もっと重要なのは、

やらなくていい家事を増やすこと。

例えば、

干さない。

たたまない。

運ばない。

探さない。

家族の物を親が片付けない。

住宅会社へ、

「家事動線を短くしてください」ではなく、「今やっている家事を、①なくせる家事、②家族に任せられる家事、③短くできる家事に分けて間取りを考えてください」

とお願いする。

家事の歩数を減らすだけではなく、家事の回数と工程そのものを減らす。

これが、家事時間を大きく減らす家づくりのポイントです。

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