「家事・子育てがラクな家を建てるなら、最低限どこを確認すればいいですか?」
家事ラク住宅というと、
ランドリールーム。
ファミクロ。
パントリー。
横並びダイニング。
回遊動線。
などが注目されます。
でも、本当に重要なのは、
人気の間取りをいくつ採用したかではありません。
家族の暮らし方に合っているかです。
そこで、家づくりの前に確認したいポイントを5つに絞ります。
① 帰宅後の動線
最初は、
玄関からLDKまで
を確認します。
子どもが帰宅。
↓
靴を脱ぐ。
↓
上着を掛ける。
↓
ランドセルを置く。
↓
手を洗う。
↓
水筒を出す。
↓
学校プリントを出す。
ここまで自然にできるでしょうか?
収納場所がバラバラだと、
ランドセルはダイニング。
上着はソファ。
水筒はバッグの中。
となりやすくなります。
ポイントは、
帰宅しながら片付けられること。
です。
② 洗濯動線
次は、
洗濯機から収納まで
です。
洗う。
↓
干す・乾燥する。
↓
取り込む。
↓
たたむ。
↓
収納。
ここで、
階段を何回使う?
洗濯物を何m運ぶ?
何回たたむ?
を確認します。
理想は、
洗う→乾かす→収納
をできるだけ近づけること。
さらに、
ハンガーのまま収納。
ボックス収納。
などで「たたむ家事」を減らします。
③ 朝の身支度動線
朝7時を想像します。
父親。
母親。
子ども2人。
が同時に、
トイレ。
着替え。
洗面。
朝食。
歯磨き。
出発準備。
をします。
ここで重要なのは、
一人の動線ではなく、家族4人を同時に動かすこと。
です。
洗面。
ファミクロ。
キッチン。
玄関。
に家族が集中しすぎないか確認します。
④ 家族が自分で片付けられる収納
家事ラクで特に重要です。
ランドセル。
上着。
おもちゃ。
食器。
衣類。
バッグ。
すべて親が片付ける家では、どれだけ動線を短くしても親の家事は残ります。
だから、
使う場所の近くに、本人が戻せる収納
をつくります。
子どもなら、
手が届く高さ。
扉を何枚も開けなくていい。
入れるだけ。
掛けるだけ。
これくらいシンプルにします。
⑤ 10年後・20年後も使えるか
最後が非常に重要です。
今は、
おむつ。
ベビーカー。
おもちゃ。
ランドセル。
でも、数年後には必要なくなります。
その代わり、
制服。
部活用品。
PC。
学用品。
が増えます。
さらに子どもが独立すれば、夫婦2人になります。
だから、
子育て専用の間取りにしすぎないこと。
可動棚。
多目的室。
用途変更できる子ども部屋。
など、変えられる仕組みを残します。
人気設備は「目的」を確認する
例えば、
ランドリールーム。
なぜ欲しい?
→ 洗濯時間を減らしたい。
ファミクロ。
なぜ欲しい?
→ 洗濯物を各部屋へ運びたくない。
パントリー。
なぜ欲しい?
→ 週末にまとめ買いする。
というように、
設備名ではなく、解決したい問題
を確認します。
よくある失敗例
SNSで人気の、
ランドリー。
ファミクロ。
パントリー。
回遊動線。
横並びダイニング。
を全部採用。
でも、
朝は洗面渋滞。
ランドセルはリビング。
家族の服は親が全部片付ける。
「人気の間取りを集めるより、自分たちの一日を確認すればよかった」
と感じた。
チェックポイント5つ
① 帰宅動線
→ 帰りながら片付けられる?
② 洗濯動線
→ 洗ってから収納まで短い?
③ 朝の動線
→ 家族全員が同時に動ける?
④ 収納
→ 家族自身で戻せる?
⑤ 将来
→ 10年後・20年後も使える?
まとめ
家事・子育てで後悔しないために確認したいのは、
「人気設備があるか」ではありません。
住宅会社へ、
「家事ラク住宅にしてください」だけではなく、「帰宅・洗濯・朝の準備・片付け・10年後、この5つを図面上で確認してください」
とお願いする。
設備ではなく、家族の行動から間取りを確認する。
これが後悔を減らす5つのポイントです。
















