「土地の前の道路が4mあります。家を建てるには十分ですよね?」
結論
前面道路が4mあるから、それだけで良い土地とは判断できません。
土地選びでは、
道路幅員
+道路の種類
+接道状況
+車の出入り
+交通量
+電柱・側溝
まで確認することが重要です。
特に久留米で車2台・3台を使う家庭なら、「建築できる道路」と「毎日使いやすい道路」は別と考えます。
① まず「建築基準法上の道路か」を確認
見た目では普通の道路でも、建築基準法上どのように扱われる道路なのかによって建築条件が変わります。
土地購入前に、
道路の種類は何か?
を不動産会社・住宅会社へ確認します。
② 原則として接道条件がある
建物の敷地は、原則として建築基準法上の道路に一定以上接している必要があります。
そのため、
道路が目の前にある=必ず建築できる
とは考えません。
③ 4mあれば車も使いやすい?
ここは別問題です。
道路幅4mでも、
対向車が来たときにすれ違いにくい。
路上に電柱がある。
側溝がある。
道路が曲がっている。
などで、車の使いやすさは大きく変わります。
④ 駐車場への入り方を見る
例えば駐車場を2台並列にしても、
前面道路が狭い。
↓
車を何度も切り返す。
となれば毎日のストレスになります。
土地だけでなく「道路から駐車場へどう入るか」まで確認します。
⑤ 大きな車なら実車で確認
現在、
ミニバン。
SUV。
大型車。
などを所有しているなら、できれば実際の車で現地周辺を確認します。
将来、軽自動車から大きな車へ変更する予定も考えます。
⑥ 電柱の位置も重要
間口は十分。
道路幅も問題ない。
でも、
駐車場予定位置の正面に電柱
ということがあります。
建物配置・駐車計画を作る前に確認します。
⑦ 側溝・ガードレールも見る
道路と敷地の間に、
側溝。
ガードレール。
歩道。
縁石。
などがある場合、車両乗入れのための工事や手続きが必要になる可能性があります。
⑧ 朝夕の交通量を見る
昼間は静かでも、
朝
→ 抜け道として車が多い。
夕方
→ 通勤車が集中。
という道路もあります。
特に小さな子どもがいる家庭では重要です。
⑨ 通学路になっていない?
通学時間帯には、
子ども。
自転車。
車。
が集中することがあります。
車を毎朝出す家庭なら、通学路との関係も確認します。
⑩ 道路が狭いと工事にも影響
新築工事では、
資材運搬車。
クレーン。
コンクリート関係車両。
などが出入りします。
道路条件によっては施工方法や搬入方法に制約が出て、追加費用につながる可能性があります。
⑪ 消防・救急車両も考える
毎日の車だけでなく、
緊急車両が近くまで入りやすいか。
周辺道路で転回できるか。
なども現地確認の視点になります。
⑫ 将来売るときにも道路は重要
土地・中古住宅を将来売却する場合も、
接道。
道路幅。
車の入りやすさ。
などは購入希望者が確認するポイントになります。
チェックポイント
- 建築基準法上の道路か確認したか
- 道路幅員を確認したか
- 接道長さを確認したか
- 車のすれ違いを確認したか
- 駐車場への入り方を確認したか
- 電柱を確認したか
- 側溝・歩道等を確認したか
- 朝夕の交通量を確認したか
- 工事車両が入れるか確認したか
- 将来の売却も考えたか
まとめ
前面道路を見るときは、
「4mあるから大丈夫」で終わらせないこと。
住宅会社・不動産会社には、
「この道路なら家を建てられますか?」だけではなく、「車2台を毎日出し入れでき、新築工事にも問題がなく、追加工事が必要にならないか確認してください」
と相談する。
土地選びでは「建築できる道路」だけでなく、「毎日使いやすい道路」を選ぶことが重要です。
















