「エコキュートが壊れたら、交換費用はいくらくらい見ておけばいいですか?」
エコキュートの交換費用は、
一律に○万円とは言えません。
本体価格。
タンク容量。
機能。
設置条件。
既存機器の撤去。
配管。
電気工事。
搬入条件。
などによって変わります。
そのため、
本体価格ではなく、交換工事の総額
で考えることが重要です。
エコキュートは本体だけではない
交換するときには、
新しいエコキュート本体。
だけではなく、
既存機器の撤去。
搬出。
処分。
新しい機器の搬入。
設置。
配管接続。
電気工事。
試運転。
などが必要になります。
① 本体価格
まず大きいのが、
エコキュート本体です。
メーカー。
容量。
機能。
グレード。
によって価格が変わります。
② タンク容量
例えば、
370L。
460L。
など。
家族人数・使用湯量などによって適切な容量を選びます。
大きければ安心?
「大きい方がお湯切れしないから」
と必要以上の容量にするのではなく、
家族人数。
入浴方法。
生活スタイル。
を考えます。
③ フルオートなどの機能
給湯専用。
オート。
フルオート。
など、機種によって機能が違います。
現在使っている機能が本当に必要か、交換時に見直します。
④ 高圧タイプ
シャワー水圧などを重視して、高圧タイプ等を選ぶ場合があります。
機能が増えれば本体価格にも影響します。
⑤ 既存機器の撤去・処分
古い、
貯湯タンク。
ヒートポンプユニット。
を撤去・処分する費用も考えます。
⑥ 配管工事
現在の配管をそのまま利用できる?
交換が必要?
位置を変更する?
によって工事内容が変わります。
⑦ 電気工事
機種変更などによって、
電気工事。
ブレーカー。
配線。
などの確認が必要になる場合があります。
⑧ 基礎・設置台
新しいエコキュートが、
現在の基礎・設置スペースへ適切に設置できるか確認します。
⑨ 搬入費
ここは見落としやすいポイントです。
新築時には何もなかった家の横。
でも10年後、
フェンス。
カーポート。
物置。
植栽。
ウッドデッキ。
がある。
タンクが通らない?
大型の貯湯タンクを搬出・搬入できなければ、
フェンスを一時撤去。
クレーン等を使用。
など、追加工事が必要になる可能性があります。
新築時から交換動線を考える
エコキュートの周辺へ、
「空いているから物置を置こう」
とする前に、
将来の交換経路
を確認します。
交換費はいくら見ればいい?
機種や工事条件によって幅がありますが、一般家庭向けエコキュートの交換は、
数十万円単位のまとまった費用になることを想定
しておく方が安全です。
「本体が安く売られているから、その価格だけで交換できる」と考えないことが重要です。
例えば本体25万円なら総額25万円?
とは限りません。
本体。
撤去。
処分。
配管。
電気。
設置。
その他追加工事。
まで含める必要があります。
※金額は説明用の例です。
見積りは「工事込み総額」で比較
A社
→ 本体が安い。
B社
→ 本体は高い。
だけでは比較できません。
確認したい見積項目
本体
+既存機器撤去
+処分
+搬入
+設置
+配管
+電気工事
+試運転
+保証
まで確認します。
補助金が使えることもある
エコキュートなど高効率給湯器については、国などが補助制度を実施することがあります。
ただし、
制度は年度によって内容・予算・対象機種等が変わります。
交換する時点で最新制度を確認します。
「補助金があるから今交換」は慎重に
補助金がある。
↓
まだ問題なく使える給湯器を交換。
が必ず得とは限りません。
現在の状態。
電気代。
交換費。
補助額。
を比較します。
電気代も比較する
10年以上前の機種から最新機種へ交換する場合、省エネ性能が変わっている可能性があります。
本体価格だけでなく、
交換後の電気使用量
も比較します。
故障してから機種を探すと急ぐ
突然お湯が出ない。
↓
今日中に決めたい。
↓
在庫がある機種から選ぶ。
となりやすくなります。
10年頃から候補を調べておく
まだ使えていても、
メーカー。
容量。
現在の型番。
交換候補。
概算費用。
などを確認しておけば、故障時に慌てにくくなります。
保証も比較
安い交換会社を選んでも、
本体保証。
工事保証。
修理窓口。
が不明確では困ります。
住宅会社にも相談
エコキュートを交換するときは、
建てた住宅会社。
設備会社。
メーカー。
などへ相談し、住宅の配管・電気設備との適合も確認します。
設置場所を勝手に変えない
「今の場所が邪魔だから反対側へ移動」
となると、
配管。
電気。
基礎。
などの工事が増える可能性があります。
修理と交換を比較
例えば築11年で一部故障。
修理可能。
でも修理費が高い。
という場合。
今後の使用年数。
部品供給。
本体交換費。
を比較して判断します。
修繕積立へ入れておく
エコキュートは、
突然数十万円必要になる可能性がある設備
として、新築時から修繕計画へ入れておきます。
よくある失敗例
「エコキュートは壊れたら30万円くらいで交換できる」
と思っていた。
実際に交換するとき、
本体。
撤去・処分。
配管。
電気工事。
さらにフェンスが搬入経路をふさいでいた。
想定より費用が増えた。
「本体価格ではなく交換工事総額で考えればよかった」
と感じた。
※金額は説明用の例です。
チェックポイント
- 本体価格を確認したか
- タンク容量を確認したか
- 必要な機能を確認したか
- 撤去・処分費を確認したか
- 配管工事を確認したか
- 電気工事を確認したか
- 基礎を確認したか
- 搬入経路を確保したか
- 本体・工事保証を確認したか
- 交換費を修繕積立に入れたか
まとめ
エコキュートの交換費は、
「本体はいくら?」だけでは分かりません。
考えるのは、
本体
+撤去・処分
+搬入
+設置
+配管
+電気工事
+必要な追加工事
まで含めた、
交換総額
です。
住宅会社へ、
「エコキュートはいくらで交換できますか?」だけではなく、「現在の設置条件で、本体・撤去・配管・電気工事まで含めると総額でどの程度を想定しておけばいいですか?」
と聞く。
そして新築時から、
10年を超えた頃に数十万円単位の設備交換が発生する可能性
を資金計画へ入れておく。
設備は壊れてから予算を考えるのではなく、入居した日から交換費を準備する。
これが入居後のメンテナンスで後悔しないポイントです。
















