よくある質問

10年後も家事がラクな間取りとは?

 

「今は子どもが小さいですが、10年後も家事がラクな間取りにするには何を考えればいいですか?」

家づくりで難しいのは、

家族の暮らし方が変わること。

今は、

保育園。

幼稚園。

小学校。

でも10年後には、

中学生。

高校生。

になっているかもしれません。

衣類。

学用品。

部活用品。

食事量。

生活時間。

すべて変わります。

だから重要なのは、

「今の家事をラクにする間取り」ではなく、「家族が変化しても家事の仕組みを変えられる間取り」

です。

10年後は物が変わる

今は、

おむつ。

ベビーカー。

おもちゃ。

園バッグ。

10年後は、

制服。

部活用品。

スポーツバッグ。

教科書。

タブレット。

などに変わります。

だから、

幼児用品専用収納をつくりすぎないこと

がポイントです。

収納は「可変」が重要

おすすめなのは、

可動棚。

高さを変えられるハンガーパイプ。

取り外せる収納ボックス。

など。

今はおもちゃ。

↓

将来は学用品。

↓

さらに将来は家族収納。

と変更できます。

帰宅動線も変わる

幼児期は、

親と一緒に帰宅。

親が荷物を片付ける。

でも10年後は、

子ども自身で帰宅。

↓

上着。

↓

バッグ。

↓

手洗い。

↓

部活用品。

↓

自室。

となります。

親が片付ける動線ではなく、子ども自身が片付けられる動線

にしておくことが重要です。

洗濯量が増える可能性もある

子どもが成長すると、

服も大きくなります。

さらに、

制服。

体操服。

部活着。

タオル。

などが増えることもあります。

幼児2人の洗濯量だけでランドリーを考えないことです。

乾燥・収納まで考える

10年後も、

洗う。

干す。

取り込む。

たたむ。

2階へ運ぶ。

では大変です。

洗う→乾かす→収納

を近づけておけば、家族が成長しても使いやすくなります。

子ども自身に洗濯を任せられる?

中高生になれば、

自分の服。

部活着。

などを自分で洗濯することも考えられます。

洗剤。

洗濯カゴ。

乾燥機。

収納。

が分かりやすければ、

親以外でも家事をしやすくなります。

キッチンも家族で使うようになる

今は親が料理。

10年後には、

子どもが朝食を準備。

飲み物を取る。

簡単な料理。

食器片付け。

をするかもしれません。

だから、

一人で家事をするキッチンではなく、家族が参加できるキッチン

にします。

朝の時間も変わる

今は、

親が子どもの服を準備。

10年後は、

子ども自身が、

制服。

靴下。

バッグ。

水筒。

を準備します。

収納を本人が使いやすい位置にしておけば、親の朝の仕事を減らせます。

家族の生活時間がバラバラになる

幼児期は家族一緒。

でも中高生になると、

部活。

塾。

仕事。

帰宅時間。

入浴時間。

が違ってきます。

そのため、

洗面。

脱衣。

ファミクロ。

トイレ。

などを、

家族が同時・別々に使えるか

も重要になります。

回遊動線より「変えられること」

10年後まで完璧に予測することはできません。

だから、

今の生活にぴったり合わせすぎるより、

収納や部屋の使い方を変更できる余白

を残す方が対応しやすくなります。

設備は交換する前提

洗濯機。

乾燥機。

冷蔵庫。

食洗機。

ロボット掃除機。

10年、20年の間には買い替える可能性があります。

特定機種ぴったりの造作にしすぎず、

交換できる寸法・搬入経路

も考えておきます。

10年後は親も10歳年を取る

子どもだけが成長するわけではありません。

親も、

40代。

50代。

になります。

毎日、

重い洗濯物を持って階段。

しゃがんで収納。

高い棚から物を取る。

といった家事が負担になる可能性があります。

よくある失敗例

子どもが3歳・5歳のときに、

幼児期の暮らしに完璧に合わせて設計。

おもちゃ専用。

園バッグ専用。

幼児服専用。

10年後には全部使い方が変わり、収納が合わない。

「今の家族に合わせるより、変化できる家にすればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 10年後の子どもの年齢を考えたか
  • 幼児専用収納を増やしすぎていないか
  • 可動棚を使っているか
  • 部活用品の収納を想定したか
  • 洗濯量が増えても対応できるか
  • 子ども自身が家事できるか
  • 洗面・脱衣の同時使用を考えたか
  • 家電を交換できるか
  • 親の年齢変化を考えたか
  • 用途変更できる余白があるか

まとめ

10年後も家事がラクな家とは、

「今の生活に完璧な家」ではありません。

大切なのは、

変えられること。

住宅会社へ、

「今の家族構成だけではなく、子どもが15歳・17歳になったとき、この収納・ランドリー・キッチンをどう使うか確認してください」

とお願いする。

今の家事をラクにするだけでなく、家族が成長したら家事のやり方も変えられる家にする。

これが10年後も家事ラクを続けるポイントです。

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