「セカンド冷凍庫はパントリーに置くのが一番便利ですか?」
セカンド冷凍庫の置場として人気なのが、
パントリー。
見た目を隠しやすい。
食品ストックとまとめられる。
キッチンから近い。
というメリットがあります。
ただし、
パントリーならどこでもいい
わけではありません。
重要なのは、
何を冷凍して、誰が、何回使うか
です。
まず使用頻度を考える
セカンド冷凍庫に、
毎朝使う冷凍パン。
毎日のお弁当用品。
肉・魚。
を入れるなら、頻繁に開けます。
一方、
ふるさと納税。
非常用食品。
大容量ストック。
中心なら、開ける回数は少なくなります。
使用頻度で最適な場所は変わります。
毎日使うならキッチン近く
朝食。
お弁当。
夕食。
で毎日使う。
それなら、
キッチン。
パントリー入口付近。
などが便利です。
料理のたびにパントリー奥まで歩く配置では、毎日の移動が増えます。
まとめ買い専用なら少し離れてもいい
週末に、
大量の肉。
冷凍食品。
ストック。
を入れる。
平日は必要な分だけメイン冷凍庫へ移す。
という使い方なら、多少離れていても問題になりにくいでしょう。
玄関近くも選択肢
週末まとめ買い。
車から冷凍食品を運ぶ。
↓
玄関。
↓
セカンド冷凍庫。
なら収納が早く終わります。
特に大量購入する家庭では、
買い物動線を優先した配置
も考えられます。
でも料理するとき遠くない?
玄関横冷凍庫。
↓
夕食をつくる。
↓
冷凍肉を取りに玄関へ。
毎日なら面倒です。
だから、
買い物時の便利さと、毎日使う便利さのどちらを優先するか
を考えます。
おすすめは「毎日使う物」と「ストック」を分ける
例えば、
メイン冷凍庫
→ 毎日使う食品
セカンド冷凍庫
→ まとめ買い・ストック
という役割分担。
これならセカンド冷凍庫をキッチンの一等地へ置く必要がない場合があります。
パントリー内は熱がこもらない?
冷凍庫は運転時に放熱します。
狭いパントリー。
扉を閉めっぱなし。
その中に、
冷凍庫。
冷蔵庫。
家電。
を複数配置。
となる場合は、メーカー指定の設置条件を守るとともに、空間の熱環境も考えます。
「冷凍庫を隠したい」が最優先にならない
生活感をなくしたい。
↓
パントリー奥へ冷凍庫。
でも毎日10回開ける。
なら、使いにくくなります。
家電は見た目より使用頻度を優先
した方が家事ラクにつながることがあります。
扉を開けたとき通路をふさがない?
パントリー通路幅が狭い。
↓
冷凍庫の扉を開く。
↓
人が通れない。
ウォークスルーパントリーなら、特に注意が必要です。
本体寸法だけではなく、
扉全開時の寸法
を図面に入れます。
引き出しを全部出せる?
縦型冷凍庫の場合、
扉を90度程度開けただけでは、内部の引き出しを取り外しにくい製品もあります。
壁。
棚。
ドア。
との位置関係を、採用予定機種の仕様で確認します。
左右の開き方向も重要
冷凍庫の扉が、
壁側へ開く。
キッチンと反対へ開く。
などで使いやすさが変わります。
購入時には、
扉の開き方向
も確認します。
冷凍庫の前に物を置かない
パントリーに置くと、
飲料ケース。
買い物袋。
段ボール。
などを冷凍庫前へ仮置きしがちです。
すると扉を開けられません。
冷凍庫前は、
常に空けておく通路
として考えます。
コンセント位置はどこ?
冷凍庫の真後ろにコンセント。
本体をぴったり壁へ寄せられない。
コードが圧迫される。
ということがあります。
設置予定機種の仕様に合わせて位置を決めます。
掃除できる?
冷凍庫の周囲には、
ほこり。
食品くず。
がたまることがあります。
設置後に、
動かせる?
掃除できる?
も考えます。
故障時に搬出できる?
10年後。
冷凍庫交換。
でも、
パントリー入口が狭い。
造作棚が邪魔。
扉を外さないと出せない。
では大変です。
設置経路+将来の搬出経路
まで確認します。
冷凍庫の上を収納にするなら?
冷凍庫の上が空いている。
↓
棚をつけたい。
ということがあります。
ただし、
放熱。
機器高さ。
将来の買い替え。
扉形式。
などを考え、ぴったり固定しすぎないことが大切です。
子どもがアイスを取りに来る
セカンド冷凍庫に、
アイス。
冷凍デザート。
を入れる。
子どもが一日に何度も取りに来る。
それなら、
キッチン作業スペースを横切らない場所にすると便利です。
一方、小さな子どもの誤操作などが気になる場合は、年齢や機器仕様に応じた安全面も考えます。
音は大丈夫?
冷凍庫は運転音が発生します。
キッチン・パントリーなら気になりにくいことがありますが、
寝室。
書斎。
スタディスペース。
のすぐ近くなら、採用予定機種の運転音も確認しておくと安心です。
よくある失敗例
「冷凍庫はパントリーに隠そう」
と一番奥へ設置。
でも毎朝、
冷凍パン。
お弁当。
夕食。
で何度も使う。
さらに扉を開けると通路をふさぐ。
買い物袋も冷凍庫前へ置かれる。
「見えない場所ではなく、使い方から位置を決めればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- セカンド冷凍庫を何回使うか
- 何を収納するか
- 毎日使う食品かストック中心か
- キッチンから近いか
- 買い物動線から近いか
- 放熱条件を確認できるか
- 扉を全開できるか
- 通路をふさがないか
- コンセント位置を考えたか
- 将来搬出・交換できるか
まとめ
セカンド冷凍庫の置場は、
「パントリーが正解」ではありません。
重要なのは、
誰が、何を、どのくらいの頻度で取り出すか。
例えば、
毎日使う
→ キッチン近く
ストック中心
→ パントリー・収納側
買い物直後の収納を優先
→ 玄関から近い場所
という考え方です。
住宅会社へ、
「パントリーに冷凍庫スペースをつくってください」ではなく、「買い物から収納、毎日の調理、将来の交換まで含めて、どこが一番使いやすいですか?」
と確認する。
そして、
本体サイズだけでなく、
扉を開けるスペース。
放熱スペース。
コンセント。
通路。
搬入・搬出経路。
まで確認する。
家電は置ければいいのではなく、毎日使いやすく、10年後も交換できる場所に置く。
これがセカンド冷凍庫の配置で後悔しないポイントです。
















