よくある質問

駐車場は全部コンクリートにした方がいいの?

「駐車場は全面コンクリートにしておけば、雑草も生えないし一番ラクですよね?」

新築の外構で大きな費用になる、

駐車場。

代表的なのが、

土間コンクリート。

砂利。

インターロッキング。

舗装材。

などです。

特に人気なのが土間コンクリートですが、

「全面コンクリートにすれば間違いない」

とは限りません。

使いやすさだけでなく、

排水。

ひび割れ。

夏の暑さ。

費用。

将来変更。

まで考えます。

土間コンクリートのメリットは?

大きなメリットは、

車を停めやすく、雑草管理の負担を減らしやすいこと。

雨の日でも、

土。

泥。

を車内や玄関へ持ち込みにくくなります。

タイヤも沈みにくいため、日常の駐車場として使いやすい仕上げです。

コンクリートなら雑草ゼロ?

コンクリート部分から雑草は生えにくくなります。

しかし、

目地。

端部。

建物との境。

砂利部分。

などから生えることがあります。

だから、

コンクリート=敷地の雑草が完全になくなる

という意味ではありません。

なぜコンクリートに目地があるの?

駐車場を見ると、

コンクリートが何枚かに分かれていることがあります。

コンクリートは、

乾燥。

温度変化。

地盤。

などの影響を受けます。

そのため、適切に目地を設けることで、

ひび割れをコントロールする

考え方があります。

コンクリートは絶対ひび割れない?

これは難しいところです。

コンクリートには、

収縮によるひび割れなどが発生する可能性があります。

だから、

「ひび割れが一本でも入ったら施工不良」

と単純には判断できません。

重要なのは、

ひび割れの、

幅。

位置。

原因。

状態。

です。

駐車場で重要なのは「勾配」

駐車場には雨が降ります。

そこで必要なのが、

水勾配。

簡単に言えば、

雨水を流すための傾き

です。

見た目には平らでも、排水方向へ適切な勾配をつけます。

どこへ水を流す?

ここが重要です。

道路側。

側溝。

排水設備。

など、敷地条件や地域のルールに合わせて計画します。

避けたいのは、

駐車場の雨水が、

建物の基礎側へ集まること。

建物から離れる方向へ適切に排水できるか確認します。

隣地へ流していい?

自分の敷地に降った雨水を、安易に隣地へ流す計画にはできません。

外構会社には、

「この駐車場に降った雨は最終的にどこへ行きますか?」

と確認します。

カーポートがあれば排水は関係ない?

カーポートがあっても、

横からの雨。

カーポート屋根から集めた雨。

洗車。

などがあります。

さらにカーポートの雨樋から大量の水が一か所へ流れる場合があります。

だから、

カーポート+駐車場+排水

をセットで考えます。

洗車するならさらに重要

洗車すると、

かなりの量の水を使います。

さらに、

洗った水が、

玄関へ流れない。

道路へ適切に流れる。

水たまりにならない。

ところまで確認します。

全面コンクリートは夏に暑い?

コンクリートは日射を受けると表面温度が上昇します。

広い駐車場を全面舗装すると、夏場に照り返しを感じることがあります。

特に、

LDKの大きな窓の前が全面コンクリート。

となる場合は、

植栽。

芝。

日射遮蔽。

などとの組み合わせも考えます。

砂利のメリットは?

初期費用を抑えやすい。

水が浸透しやすい条件をつくりやすい。

将来変更しやすい。

などのメリットがあります。

一方、

雑草。

砂利の飛散。

歩きにくさ。

タイヤ跡。

などを考えます。

防草シートを敷けば雑草ゼロ?

防草シートは雑草対策として有効な方法の一つですが、

端部。

継ぎ目。

シート上にたまった土。

などから雑草が生えることがあります。

防草シート=永久に草取り不要

ではありません。

インターロッキングとは?

コンクリート製などのブロックを敷き並べる舗装方法があります。

デザイン性が高く、

色やパターンを選びやすいのが特徴です。

一方、

下地。

目地。

沈下。

雑草。

などのメンテナンスを確認します。

車を何台停めるかだけでは足りない

例えば3台駐車。

でも、

1台は毎日。

1台は週末。

1台は来客用。

なら、全部同じ仕上げにする必要はありません。

例えば、

毎日使う2台分
→ コンクリート

来客用
→ 砂利等

という予算配分も考えられます。

将来、子どもの車が増える?

新築時、

夫婦の車2台。

15年後、

子どもの車+1台。

という可能性があります。

そのとき、

庭を駐車場へ変更できるか。

門柱が邪魔にならないか。

植栽を移動できるか。

まで考えておくと対応しやすくなります。

よくある失敗例

見た目と雑草対策を優先して、駐車場を全面コンクリートにした。

ところが、

一部に水がたまりやすい。

真夏は照り返しも強い。

さらに15年後、子どもの車を追加したくても、門柱や植栽が邪魔。

「仕上げだけでなく、排水と将来の駐車台数まで考えればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 駐車台数を確認したか
  • 将来の台数増加を考えたか
  • コンクリートの目地を確認したか
  • 水勾配を確認したか
  • 雨水の排水先を確認したか
  • 基礎側へ水が流れないか
  • 洗車時の排水を考えたか
  • カーポート雨水を考えたか
  • 夏の照り返しを考えたか
  • 仕上げを使い分けられないか検討したか

まとめ

駐車場は、

車を停められれば完成ではありません。

重要なのは、

停める。

乗り降りする。

洗車する。

雨が降る。

将来車が増える。

まで考えること。

住宅会社・外構会社へ、

「全面コンクリートはいくらですか?」だけではなく、「大雨のとき、この駐車場に降った水はどこへ流れますか?」

と聞いてみる。

さらに、

「15年後にもう1台駐車スペースを増やせますか?」

まで確認する。

現在の車ではなく、家族の将来まで考えて駐車場をつくる。

これがポイントです。

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