「どうせ家を壊すなら、タンスやベッドなどの家具を家の中に残したまま解体してもらえますか?」
建替えでは、
「家と一緒に家具も壊してもらえばラク」
と思うかもしれません。
しかし基本的には、
何でも家の中に残したまま解体できる、と考えない方がいいです。
建物と、
家具。
家電。
衣類。
食器。
生活用品。
などでは、処分方法が異なります。
そのため、
解体前に家財を整理し、処分方法を確認する
ことが重要です。
まず「残置物」と「建物」を分ける
家の中に残っている、
タンス。
ベッド。
ソファ。
テーブル。
衣類。
本。
食器。
布団。
などは、一般に建物そのものとは別の家財です。
解体見積りでも、
建物解体費と家財処分費を分けて考える
と分かりやすくなります。
解体会社によって対応が違う
解体会社によっては、
家財処分も含めて相談できる場合があります。
一方で、
「建物内は空にしてください」
という会社もあります。
だから見積り時に、
どこまで残していいのか
を確認します。
家具を残すと無料になるわけではない
「どうせ重機で壊すから同じでは?」
と思うかもしれません。
でも家財が残っていれば、
分別。
搬出。
運搬。
処分。
が必要になります。
そのため、
家財量が多いほど追加費用が発生する可能性
があります。
家電は特に注意
例えば、
テレビ。
冷蔵庫。
洗濯機。
エアコン。
などは、家電リサイクル法の対象となる品目があります。
これらを、
「解体するから家の中へ置いておけばいい」
とは考えないこと。
適切な方法で処分します。
パソコンなども別に確認
パソコン。
スマートフォン。
ハードディスク。
などには個人情報が入っています。
処分するなら、
データ消去まで自分で確認
しておくことが重要です。
危険物は残さない
例えば、
灯油。
ガソリン。
ガスボンベ。
消火器。
塗料。
薬品類。
など。
通常の家財と同じように処分できない物があります。
解体会社へ事前に確認し、適切な方法で処分します。
思い出の品を先に探す
解体が始まってから、
「アルバムを出し忘れた」
「権利証があった」
「母の形見を残していた」
となっても取り戻せない可能性があります。
特に、
写真。
通帳。
印鑑。
契約書。
登記関係書類。
貴金属。
思い出の品。
は早めに確認します。
50代・60代の建替えは荷物が多くなりやすい
30年。
40年。
50年。
同じ家に住んでいれば、家財も増えています。
さらに、
子どもが独立した後の荷物。
親から引き継いだ物。
使っていない家具。
などが残っている場合があります。
一気に片付けようとしない
解体1週間前から、
家中の片付け。
これはかなり大変です。
建替えを考え始めたら、
使っていない部屋から少しずつ整理
する方が負担を減らせます。
4つに分けると整理しやすい
家財を、
① 新居へ持っていく
② 仮住まいで使う
③ 一時保管する
④ 処分する
に分けます。
これだけでも整理しやすくなります。
「新居に入る?」も確認
今の家では使えている、
大型タンス。
食器棚。
ソファ。
でも、新居では、
サイズが合わない。
置き場所がない。
搬入できない。
ことがあります。
新居の間取りを見ながら残す家具を決める
ことがポイントです。
大型家具を仮住まいへ運ばない選択
新居では使わない家具を、
今の家。
↓
仮住まい。
↓
新居直前に処分。
では、引っ越し費用も手間も増えます。
使わないことが決まっているなら、
1回目の引っ越し前に処分
する方が合理的な場合があります。
解体会社の見積りは家財あり・なしを分ける
例えば、
建物解体 200万円
家財処分 40万円
というように分けてもらえば、
自分たちで家財を処分した場合に、いくら変わるのか比較できます。
※金額は説明用の例です。
よくある失敗例
「どうせ壊すから家具も全部そのままでいい」
と思っていた。
解体直前になって、
家財処分は別料金。
家電も別途対応。
大量の荷物整理が必要。
と判明。
短期間で慌てて片付けることになった。
「建替えを決めた時点から家財整理を始めればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 家具を残せるか解体会社へ確認したか
- 家財処分費を分けて見積りしたか
- 家電の処分方法を確認したか
- 危険物を確認したか
- 個人情報のある機器を整理したか
- 重要書類を確認したか
- 思い出の品を確認したか
- 仮住まいへ持っていく物を決めたか
- 新居で使う家具を決めたか
- 早めに家財整理を始めたか
まとめ
建替えでは、
「家具を全部残して、そのまま家ごと解体」
と考えないこと。
まず、
新居へ持っていく
+仮住まいで使う
+一時保管する
+処分する
の4つに分けます。
解体会社へ、
「家具を残していいですか?」だけではなく、「残して処分してもらえる物・自分たちで処分する物・別料金になる物を一覧にしてください」
と確認する。
解体前の家財整理は、新居へ必要な物だけを持っていく絶好のタイミング。
これが建替えの引っ越し・解体をラクにするポイントです。
















