「子どもが公園や部活から泥だらけで帰ってきても、家の中を汚さない間取りにできますか?」
子どもが小さいうちは、
公園。
砂場。
雨上がりの外遊び。
小学生以降は、
サッカー。
野球。
部活動。
などで、
泥や砂を付けて帰宅することがあります。
そこで重要なのが、
「汚れたままLDKを通らなくていい動線」
です。
まず実際の帰宅を想像する
泥だらけで帰宅。
↓
靴を脱ぐ。
↓
上着を脱ぐ。
↓
汚れた服を脱ぐ。
↓
手足を洗う。
↓
必要ならお風呂。
↓
着替える。
この一連の流れを、
できるだけ玄関〜洗面・浴室周辺で完結
させます。
一番避けたいのはLDK横断
例えば、
玄関。
↓
リビング。
↓
キッチン横。
↓
洗面脱衣室。
という間取り。
普段は問題ありません。
でも泥だらけの子どもが帰宅すると、汚れた状態でLDKを横断することになります。
玄関→洗面・脱衣が近いと便利
理想の一例は、
玄関
↓
手洗い
↓
脱衣・ランドリー
↓
浴室
という流れ。
泥汚れがひどければ、そのままお風呂へ行けます。
汚れた服はその場で洗濯へ
泥だらけの服を、
脱ぐ。
↓
洗濯カゴへ。
まで玄関近くで完結できれば、汚れた衣類を家の奥まで運ばなくて済みます。
ランドリーとの相性が非常にいい動線です。
ただし泥だらけの服をそのまま洗濯機へ入れない場合も
泥や砂が多い衣類は、
まず泥を落とす。
予洗いする。
などが必要になることがあります。
家庭でどのように処理するかを決め、
予洗い場所
も考えておくと便利です。
外水栓を使う方法
玄関や庭の近くに外水栓があれば、
泥の付いた、
靴。
ボール。
遊び道具。
などを室内へ入れる前に洗えます。
特にスポーツをする子どもがいる家庭では便利です。
スロップシンクという方法もある
ランドリーなどに、
深めの洗い場・スロップシンクを設ける方法もあります。
泥汚れ。
上履き。
雑巾。
外用品。
などを洗いやすくなります。
ただし、
設置スペース。
給排水。
掃除。
費用。
も必要なので、使用頻度で判断します。
汚れた靴はどこで乾かす?
洗った靴。
↓
玄関に置く。
↓
濡れたまま。
では困ります。
靴を洗う家庭なら、
洗う→水を切る→乾かす
まで考えます。
タオルも近くに
手足を洗った。
でもタオルは洗面の反対側。
では濡れた状態で歩きます。
玄関・洗面動線上にタオルを置けると便利です。
着替えはどこ?
泥だらけの服を脱いだ。
でも着替えは2階。
これでは困ります。
普段着。
下着。
パジャマ。
などを1階ファミクロや脱衣室に置いておけば、
洗う→着替える
まで1階で完結できます。
ファミクロへ汚れたまま入らない
玄関ファミクロが便利だからといって、
泥だらけの状態で衣類収納へ入ると、床や収納を汚します。
汚れた帰宅動線と、
きれいな衣類収納動線。
をどう分けるかも考えます。
小さい子どもだけの問題ではない
幼児期
→ 砂場・公園
小学生
→ 外遊び
中高生
→ 部活・スポーツ
と、むしろ成長後の方が泥汚れが増える家庭もあります。
だから、
幼児期だけでなく中高生まで使える動線
にします。
ペットがいる家庭にも使える
玄関近くの洗い場は、
犬の散歩後の足洗い。
アウトドア用品。
園芸用品。
などにも使える場合があります。
用途を一つに限定しなければ、長く活用できます。
よくある失敗例
普段の家事動線だけを重視して、
玄関から洗面までLDKを通る間取り。
子どもがサッカーを始めると、
泥だらけで帰宅。
↓
リビング横断。
↓
洗面。
毎回床掃除。
「きれいな日の動線だけでなく、雨の日・泥だらけの日を考えればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 玄関から洗面までLDKを通らないか
- 脱衣室・浴室へ行きやすいか
- 汚れた服をすぐ洗濯へ出せるか
- 予洗い場所が必要か
- 外水栓を使えるか
- 靴を洗えるか
- 洗った靴を乾かせるか
- タオルが近くにあるか
- 着替えを1階に置けるか
- 中高生の部活まで想定したか
まとめ
泥だらけで帰ってきたときに重要なのは、
「玄関を広くすること」ではありません。
ポイントは、
玄関
↓
汚れを落とす
↓
服を脱ぐ
↓
洗濯
↓
お風呂・手足を洗う
↓
着替える
まで、LDKへ入らず完結できること。
住宅会社へ、
「玄関から洗面を近くしてください」ではなく、「雨の日に泥だらけの小学生が帰宅した想定で、お風呂に入って着替えるまでの動線を確認してください」
とお願いする。
晴れた日のきれいな動線だけでなく、一番汚れる日の動線を考える。
これが子育て家庭の帰宅動線で後悔しないポイントです。
















