「新築ならタッチレス水栓にした方が便利ですよね?」
手をかざす。
↓
水が出る。
もう一度かざす。
↓
止まる。
便利な、
タッチレス水栓・センサー水栓。
料理中に、
肉を触った手。
小麦粉が付いた手。
油が付いた手。
でレバーを触らなくて済むため、人気の設備です。
しかし、
「便利そうだから」という理由だけで採用する前に、仕組みと使い方を確認する
ことが大切です。
タッチレス水栓とは?
一般的には、
センサーなどで手や物を検知して、
水を出す・止める操作を行う水栓
です。
製品によって、
吐水口付近へ手をかざす。
センサーの前へ物を出す。
タッチ操作する。
など方式が異なります。
一番のメリットは「触らなくていい」
例えばハンバーグをつくっている。
手には生肉。
水を出したい。
普通のレバー水栓なら、
汚れた手でレバーを触る。
↓
後からレバーも洗う。
となります。
タッチレスなら、
水栓へ触れる回数を減らせる
のが大きなメリットです。
水の出しっぱなしを減らせる?
センサー式では、
必要なときだけ吐水しやすい製品もあります。
そのため使い方によっては、
無駄な水の使用を抑えやすくなる
場合があります。
節水・節湯にもつながります。
でも温度調整はどうする?
ここは確認してください。
タッチレスで、
水を出す。
止める。
ことはできても、
温度。
流量。
は別のレバーで調整する製品があります。
つまり、
完全に何も触らず全部操作できるとは限りません。
製品によって操作方法が違います。
センサーが反応しすぎない?
料理中、
鍋を近づけた。
手を動かした。
掃除をしていた。
すると意図せず水が出る。
製品によってセンサー範囲や検知方法が違います。
ショールームでは、
実際に料理する動きをして確認する
と分かりやすいです。
逆に反応しないことも?
手の位置。
食器。
照明条件。
センサー方式。
などによって、操作感が異なる場合があります。
家族によって、
「すごく便利」
「普通のレバーの方が早い」
と感じ方が違う設備でもあります。
だから、
家族全員が一度使ってみる
のがおすすめです。
電気が必要?
タッチレス水栓には、
電源を必要とするタイプがあります。
コンセント式。
電池式。
発電機構を持つタイプ。
など、製品によって違います。
新築時には、
シンク下に必要な電源を準備するのか
確認します。
停電したら水が出ない?
ここは製品によって違います。
停電時でも手動操作できる。
非常用操作がある。
電池で動く。
など仕様が異なります。
だから、
「停電したらどうやって水を出しますか?」
を確認しておきます。
故障したら普通の水栓より高い?
タッチレス水栓には、
センサー。
電磁弁。
電源。
など、一般的な手動水栓にはない部品があります。
そのため、
将来故障した場合、
修理。
部品交換。
本体交換。
などが必要になる可能性があります。
便利な機能が増えるほど、交換する部品も増える
という視点は持っておきたいところです。
浄水器一体型もある
タッチレス水栓には、
浄水機能を組み合わせた製品もあります。
この場合、
カートリッジ交換。
交換頻度。
年間費用。
も確認します。
本体価格だけでなく、
消耗品のランニングコスト
まで考えます。
浄水カートリッジはどこで交換?
シンク下の奥。
収納を全部出さないと交換できない。
となると、毎回面倒です。
カートリッジを使うなら、
交換作業を実際にできるか
までショールームで確認すると安心です。
普通の水栓でも十分な家庭はある
例えば、
料理回数が少ない。
シンプルな設備が好き。
故障リスクをできるだけ減らしたい。
予算を他へ使いたい。
という家庭なら、一般的なレバー水栓でも十分使いやすい場合があります。
タッチレスは、
必須設備ではありません。
「付けるか」より「毎日何回便利になるか」
設備選びでは、
最新かどうか。
高級かどうか。
ではなく、
毎日何回、その機能を使うのか
で考えると判断しやすくなります。
毎日3食料理。
何度も水を出す・止める。
なら価値を感じやすい。
ほとんど料理しないなら、優先順位は下がるかもしれません。
よくある失敗例
「新築ならタッチレス」
と思ってオプション採用。
最初は楽しい。
しかし家族は結局、
温度・流量調整のレバーを頻繁に触る。
センサー操作にも慣れず、普通の水栓でもよかったと感じた。
一方、毎日料理する家庭では、
「もう普通の水栓には戻れない」
というほど便利に感じることもあります。
チェックポイント
- タッチレスにする目的は明確か
- センサー方式を確認したか
- 温度調整方法を確認したか
- 流量調整方法を確認したか
- 実際に操作してみたか
- 電源方式を確認したか
- 停電時の操作を確認したか
- 故障時の修理方法を確認したか
- 浄水器の有無を確認したか
- カートリッジ年間費用を確認したか
まとめ
タッチレス水栓は、
毎日の料理を楽にしてくれる便利な設備です。
しかし、
最新だから付ける設備ではありません。
大切なのは、
料理中にどれだけ使うか。
操作しやすいか。
停電時はどうするか。
修理費はどうか。
まで考えること。
だからショールームでは、
「タッチレス水栓は人気ですか?」ではなく、「料理中に両手が汚れている状態で、水を出す・止める・温度を変える操作を実際にやらせてください」
と試してみる。
そして、
10年後に故障した場合、センサー部分だけ修理できるのか、本体交換になるのか
まで確認する。
設備は機能の多さではなく、毎日使う人にとって本当に便利かで選ぶ。
これが、キッチン水栓で後悔しないポイントです。
















