「1週間分をまとめ買いする4人家族なら、パントリーは2帖くらい必要ですか?」
結論から言うと、
「4人家族だから○帖」という正解はありません。
同じ4人家族でも、
週1回まとめ買い。
毎日買い物。
飲料を箱買い。
冷凍食品中心。
食品ストックは最小限。
では、必要量が全く違います。
さらに、
同じ2帖でも収納量は大きく変わります。
「帖数」より「棚の長さ」
パントリーで本当に確認したいのは、
何帖あるか
ではなく、
何m分の棚が使えるか。
です。
2帖でも、
ウォークスルー。
入口2か所。
中央通路。
なら、収納壁は少なくなります。
1帖でも収納量を確保できることがある
例えば、
行き止まり型。
壁面を効率よく利用。
可動棚。
なら、コンパクトでも十分収納できる家庭があります。
つまり、
床面積=収納量ではありません。
ウォークインと壁面収納を比較する
例えばキッチン横に、
大きな扉付き壁面収納。
これなら、
通路が不要。
扉を開ければ全部見える。
というメリットがあります。
「パントリー=小部屋」
にする必要はありません。
ウォークイン型のメリット
人が中へ入れるので、
大型家電。
ケース飲料。
大きなストック。
などを収納しやすい。
ただし、
人が立つ場所は収納できません。
ウォークスルー型はさらに通路が増える
玄関。
↓
パントリー。
↓
キッチン。
便利ですが、
入口。
出口。
通路。
が必要。
収納量だけを考えれば不利になることがあります。
まず一週間分を書き出す
例えば4人家族。
お米。
パン。
麺。
缶詰。
レトルト。
お菓子。
飲料。
調味料。
キッチンペーパー。
ラップ。
保存袋。
など。
実際に一週間で買う量
を書き出します。
さらに「買い足す前の残量」もある
まとめ買いの日に、
パントリーが空になるわけではありません。
まだ残っている食品。
+
新しく買った食品。
が同時に入ります。
だから、
最大在庫量
で考えます。
「1週間分+予備」で考える
例えば、
通常1週間分。
+
少しの予備。
+
防災備蓄。
これを全部同じ収納へ入れるなら、必要量は増えます。
逆に防災備蓄を別収納へすれば、パントリーを小さくできます。
飲料はかなり場所を取る
2Lペットボトル。
箱入りの水。
お茶。
スポーツ飲料。
などをまとめ買いすると、かなり場所を使います。
棚へ全部載せるより、
下部にケース置場
を設ける方法があります。
重い物は低い位置へ
水。
米。
飲料。
大型調味料。
などは、
床に近い位置。
軽い物は上段。
というように、重量でも収納位置を分けます。
食品は「見える奥行き」
棚が深い。
↓
前に食品。
↓
その後ろにも食品。
↓
さらに奥。
これでは在庫が見えません。
食品によっては、
一列〜二列程度で見渡せる奥行き
の方が使いやすいことがあります。
棚板の高さを細かく調整する
缶詰。
調味料。
ペットボトル。
家電。
では高さが違います。
可動棚なら、
無駄な空間を減らしやすくなります。
コの字収納は本当に使いやすい?
小さなパントリーに、
左右+正面の棚。
収納量は増えます。
でも棚が深いと、
角部分が使いにくくなることがあります。
コーナー部分をどう使うか
も確認します。
コンセントを付ける?
パントリー内に、
冷凍庫。
電子レンジ。
キッチン家電。
を置くなら電源が必要です。
ただの食品庫なら不要な場合もあります。
用途を決めてからコンセントを計画します。
冷凍庫を入れると必要面積が変わる
セカンド冷凍庫をパントリーへ。
すると、
本体寸法。
扉を開けるスペース。
放熱。
コンセント。
が必要です。
「2帖パントリー」の中に冷凍庫まで入れるなら、実際の棚量はさらに減ります。
パントリーを大きくすると買いすぎることも
収納がある。
↓
ストックを増やす。
↓
何があるか分からない。
↓
同じ物を買う。
ということがあります。
大容量収納が必ず節約につながるわけではありません。
管理できる量にする
ことも重要です。
1帖増やすコストも考える
パントリーを、
1帖→2帖。
にする。
その1帖分は、
建築面積・床面積を使います。
その結果、
LDK。
ランドリー。
収納。
などが狭くなる可能性があります。
収納のためだけの通路に面積を使っていないか
を確認します。
よくある失敗例
「4人家族でまとめ買いだから2帖」
と決めた。
でもウォークスルー型で中央は通路。
さらに冷凍庫を置いたら、棚が少ない。
一方で、あまり使わない家電や段ボールが増えていく。
「帖数ではなく、実際に使える棚の長さを確認すればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 一週間の購入量を書き出したか
- 最大在庫量を考えたか
- 飲料の箱買いをするか
- お米の置場を決めたか
- 防災備蓄を含めるか
- 必要な棚の長さを確認したか
- 棚の奥行きを確認したか
- 通路面積を確認したか
- セカンド冷凍庫を置くか
- 壁面収納とも比較したか
まとめ
まとめ買い家庭のパントリーは、
「何帖必要?」ではなく、「何をどれだけ置く?」から決めます。
例えば、
1週間分の食品
+現在残っている食品
+飲料
+日用品
+必要なら防災備蓄
を実際に想定する。
そのうえで、
棚の長さ。
棚の奥行き。
床置きスペース。
冷凍庫。
を図面へ入れる。
住宅会社へ、
「2帖のパントリーをつくってください」ではなく、「1週間分をまとめ買いした直後の最大在庫量を収納した状態で、実際に使える棚が何mあるか見せてください」
とお願いする。
パントリーは帖数で買わない。収納できる量と、管理しやすさで決める。
これが、まとめ買いする子育て家庭のパントリーで後悔しないポイントです。
















