質問
「断熱等級4・5・6・7という言葉を聞きます。数字が大きいほど良いのは分かりますが、具体的に何が違うのでしょうか?」
結論
断熱等性能等級は、住宅の断熱性能を比較するための重要な基準です。
現在の上位等級は、
等級5 → 等級6 → 等級7
と数字が大きくなるほど、より高い断熱性能が求められます。
久留米市など6地域では、UA値で見ると代表的な基準は、
等級4=0.87以下
等級5=0.60以下
等級6=0.46以下
等級7=0.26以下
です。
① 断熱等級4
6地域ではUA値0.87以下が基準です。
ただし、これから数十年間暮らす新築住宅では、最低限の基準だけで性能を決めるのかという視点も持っておきたいところです。
② 断熱等級5
6地域ではUA値0.60以下。
ZEH水準の断熱性能として使われる重要な基準です。
③ 断熱等級6
6地域ではUA値0.46以下。
等級5より熱を逃がしにくい外皮性能が求められます。
久留米で高断熱住宅を検討する際にも、比較対象となる水準です。
④ 断熱等級7
6地域ではUA値0.26以下。
現行の住宅性能表示制度における最上位の断熱等級です。
高い性能を実現するため、壁・屋根・床・窓など住宅全体で高性能化を検討する必要があります。
⑤ 等級6なら全部同じ性能?
ここは注意が必要です。
例えば6地域で、
A邸
→ UA値0.46。
B邸
→ UA値0.38。
であれば、どちらも等級6の範囲ですが、UA値は異なります。
そのため、
「断熱等級はいくつ?」+「実際のUA値はいくつ?」
をセットで確認します。
⑥ UA値だけでも決まらない
さらに、
UA値0.38だから、UA値0.46の家より必ず快適
とも単純には言えません。
実際の室内環境には、
C値。
窓。
日射。
換気。
空調。
間取り。
生活スタイル。
なども関係します。
⑦ 夏は「断熱+日射遮蔽」
久留米では冬の断熱性能だけでなく、夏対策が重要です。
特に、
南窓。
西窓。
軒・庇。
外付けシェード。
などを考えます。
高断熱化するほど、夏の熱を室内へ入れない設計もセットで考えることが重要です。
6地域の比較
| 断熱等級 | UA値 |
| 等級4 | 0.87以下 |
| 等級5 | 0.60以下 |
| 等級6 | 0.46以下 |
| 等級7 | 0.26以下 |
※UA値基準は地域区分によって異なります。
チェックポイント
- 建築地の地域区分を確認したか
- 断熱等級を確認したか
- UA値まで確認したか
- 自分の家を個別計算するか
- C値も確認したか
- 夏の日射遮蔽を考えたか
まとめ
住宅会社には、
「断熱等級6ですか?」だけではなく、
「今回建てる住宅は断熱等級いくつで、個別に計算したUA値はいくつになりますか?」
と質問する。
そして、さらに重要なのは、
断熱等級+UA値+C値+窓+日射+換気+空調
まで確認することです。
断熱等級はゴールではなく、その家の温熱性能を理解するための入口。
これが、久留米で高断熱住宅を比較するときの基本です。
















