久留米市・筑後市・大木町などで土地を探していると、「周辺より安い」「立地も悪くない」という土地が見つかることがあります。しかし、価格だけで契約を急ぐのは注意が必要です。
特に確認したいのが、水道・下水道などのインフラです。
「上下水道あり」と書かれていても、必ずしもそのまますぐ住宅で使える状態とは限りません。土地選びでは、上下水道の有無だけでなく、使えるようにするまでの条件と費用まで確認することが重要です。
水道は「本管」と「引込み」を確認
水道で最初に確認したいのは、次の2点です。
① 前面道路に水道本管があるか
② 本管から敷地内まで給水管が引き込まれているか
道路に水道本管が通っていても、敷地内への引込みがなければ、新たな給水管の工事が必要になる場合があります。
さらに、既存の引込みがあっても、管径や設備の状態、計画する住宅で利用できるかまで確認しておきたいところです。
水道引込みで道路掘削が必要になることも
敷地への給水管がなければ、道路を掘削し、水道本管から新たに管を引き込むケースがあります。
ここで注意したいのが前面道路です。
特に私道の場合は、道路の所有者や権利関係、掘削に必要な承諾、通行・工事条件などの確認が重要になります。
「目の前に水道管があるから大丈夫」と判断せず、実際に敷地まで引き込めるのかを契約前に確認しましょう。
下水道区域でも「すぐ使える」とは限らない
水道とは別に、排水についても確認します。
まず、公共下水道を利用できるのか、それとも浄化槽が必要なのかを確認します。
公共下水道の区域であっても、敷地側の公共ますなどの状況や接続条件によって、必要な工事内容は変わります。
一方、公共下水道を利用できない地域では、浄化槽の設置スペースや放流先、設置・維持管理についても検討が必要です。
安い土地ほど「建てるまでの総額」を見る
上下水道の条件によっては、土地価格以外に水道引込み、道路掘削、下水道接続、浄化槽設置、加入金・負担金などが必要になる場合があります。
つまり土地選びでは、
土地価格+上下水道工事+道路工事+その他の費用=建てるまでの総額
という考え方が重要です。
費用は自治体、前面道路、配管距離、工事条件などによって異なるため、土地ごとの確認が必要です。
宅建士が契約前に確認する6項目
私なら、上下水道について次の6項目を確認します。
① 水道本管
② 敷地への引込み
③ 管径・既存設備
④ 下水道・浄化槽
⑤ 道路・掘削条件
⑥ 工事費・加入金・負担金等
久留米市周辺で土地を検討する場合も、「上下水道あり」という表示だけで判断しないことが大切です。
土地を契約する前に、住宅会社や自治体の担当窓口などでインフラ状況を確認し、希望する住宅を建てるために最終的にいくら必要なのかまで整理しましょう。
安い土地かどうかは、土地価格だけでは決まりません。
「使える状態にするまでの総額」で判断する。
下記動画ご視聴ください。

















