よくある質問

EV充電設備を新築時に考えないと後悔する?

「今はガソリン車なので、EV用の充電設備は必要になってから考えればいいですよね?」

現在は、

ガソリン車。

ハイブリッド車。

だからEV充電設備は必要ない。

確かに、今すぐ充電器を設置する必要がない家庭もあります。

しかし家は、

30年。

40年。

と使います。

その間に車を何度も買い替える可能性があります。

だから大切なのは、

「今、EV充電器を付けるか」だけではなく、「将来付けられる準備をしておくか」

という考え方です。

後から工事すると大変になることも

EV充電設備には、製品や充電方式に応じた電源・配線などが必要になります。

新築時なら、

分電盤。

配線経路。

駐車場。

外壁。

を一緒に計画できます。

しかし完成後に追加すると、

配線を露出させる。

壁や天井を通す工事が必要になる。

駐車場周辺を改修する。

などの可能性があります。

将来必要になる可能性がある設備ほど、新築時に配線経路だけでも考えておく

という方法があります。

「コンセントだけ付ければいい」とも限らない

EV・PHEVの充電設備は、車種や充電器、住宅側の電気設備によって必要条件が異なります。

だから、

「とりあえず外にコンセントを1個」

ではなく、

将来どのような充電方法を想定するのか

を電気設計と一緒に考えます。

駐車位置との関係が重要

充電器を付けても、

車の充電口から遠い。

ケーブルが駐車場を横切る。

玄関アプローチをまたぐ。

となれば使いにくくなります。

車種によって充電口の位置も異なるため、

現在の車だけに合わせすぎない配置

もポイントです。

将来の駐車台数も考える

新築時は夫婦2台。

将来は子どもの車も増える。

という可能性があります。

EVが2台になれば、

どちらをどこで充電するのか。

まで考える必要が出るかもしれません。

だから、

駐車計画+電気計画

を一緒に考えます。

太陽光との組み合わせも考える

太陽光発電。

蓄電池。

そしてEV。

これらは別々の設備として考えるだけでなく、

家全体のエネルギー計画

として検討する方法があります。

昼間に太陽光で発電した電気を、車の充電へ利用する考え方もその一つです。

V2Hを検討する可能性も

将来、対応するEV等を住宅側の電力利用に活用する仕組みを検討する家庭もあります。

ただし、対応車種・機器・設置条件などが関係するため、

「EVなら何でも家の蓄電池代わりになる」と考えないこと

が重要です。

採用時点の機器仕様を確認します。

よくある失敗例

新築時はガソリン車だったため、

EV関連設備は一切計画しなかった。

10年後にEVへ買い替え。

充電器を付けようとすると、

分電盤から駐車場までの配線工事が必要。

設置位置も選択肢が少ない。

「充電器までは付けなくても、将来用の配線経路くらい考えておけばよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 将来EV・PHEVへ乗り換える可能性があるか
  • 分電盤から駐車場までの配線経路を考えたか
  • 充電設備の設置場所を想定したか
  • ケーブルが通路を横切らないか
  • 将来の駐車台数を考えたか
  • 太陽光との連携を考えたか
  • 蓄電池との役割を比較したか
  • 将来V2H等を検討する可能性があるか
  • 後付け工事のしやすさを考えたか
  • 電気設備の将来拡張性を確認したか

まとめ

EV充電設備は、

今EVに乗っている人だけの話ではありません。

家より車の方が早く買い替えます。

だから、

今すぐ充電器を付けなくても、

将来付けやすい家にしておく

という考え方があります。

住宅会社へ、

「今はガソリン車ですが、10年後にEVへ変えた場合、この駐車場へ簡単に充電設備を追加できますか?」

と聞いてみる。

今必要な設備だけでなく、将来追加する設備の通り道まで考える。

それが、長く使いやすい電気計画につながります。

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