「新築でウッドデッキを作りたいのですが、何年くらい使えますか?」
これは、
何の材料で作るかによって大きく違います。
ウッドデッキには、
天然木。
人工木・樹脂木。
などがあり、
「ウッドデッキ=○年」
と一律には言えません。
まず材料を確認
大きく分けると、
天然木
と、
人工木・樹脂木
があります。
それぞれ、
見た目。
価格。
メンテナンス。
耐久性。
が違います。
天然木とは?
本物の木を使ったデッキです。
木ならではの、
質感。
香り。
経年変化。
を楽しめるのが魅力です。
天然木でも種類が違う
天然木には、
比較的柔らかい木。
耐久性を期待できるハードウッド系。
などがあります。
樹種によって耐久性・価格・メンテナンス方法が大きく違います。
「天然木だから○年」ではない
同じ天然木でも、
樹種。
施工方法。
地面からの高さ。
水はけ。
日当たり。
塗装。
などによって状態が変わります。
天然木で確認したいこと
色あせ。
割れ。
ささくれ。
腐食。
反り。
ビス等の状態。
などです。
小さな子どもがいるなら
裸足でデッキを使う場合、
ささくれ。
釘・ビス。
割れ。
などがないか定期的に確認します。
塗装が必要な木もある
天然木では、
保護塗料。
再塗装。
などのメンテナンスを行うことで状態を維持しやすくなるものがあります。
頻度は樹種・塗料・環境によって異なります。
人工木・樹脂木とは?
木粉と樹脂などを使ったデッキ材があります。
一般的に天然木と比較して、
腐食しにくい。
塗装負担を抑えやすい。
などの特徴があります。
人工木なら永久?
いいえ。
人工木でも、
永久に新品状態ではありません。
紫外線。
熱。
汚れ。
傷。
経年変化。
などがあります。
色の変化もある
人工木でも長期間使用すると、色・表面状態が変化する場合があります。
メーカーの商品情報を確認します。
夏の表面温度にも注意
デッキ材の色や日射条件によっては、夏に表面がかなり熱くなる場合があります。
裸足。
ペット。
小さな子ども。
が使う家庭では確認したいポイントです。
デッキ材だけでなく下を見る
重要なのが、
デッキを支える下地・束・基礎
です。
表面材がきれいでも、構造部分に問題がないか確認します。
水はけが重要
ウッドデッキの下に、
水がたまる。
湿気がこもる。
落ち葉が大量にたまる。
という状態は避けたいところです。
デッキ下を掃除できる?
新築時はきれい。
でも数年後、
落ち葉。
ゴミ。
雑草。
がたまることがあります。
掃除・点検できる構造か
も考えます。
シロアリも考える
天然木を使う場合などは、樹種・施工方法・防蟻対策について確認します。
建物本体との取り合いも重要です。
外壁へ直接固定する場合
ウッドデッキや屋根を後付けするとき、
外壁へビス等で固定。
という施工もあります。
住宅の防水・保証へ影響しないか確認します。
デッキに屋根を付ける場合
テラス屋根。
サンシェード。
オーニング。
など。
後付けするなら、外壁への固定方法・風対策を確認します。
台風対策も重要
福岡では、
デッキ上の、
テーブル。
椅子。
鉢植え。
パラソル。
などが強風で飛ばないよう対策します。
デッキ自体の固定も確認
施工時には、
基礎。
固定方法。
強度。
などを適切に計画します。
何年使える?
天然木・人工木ともに、
製品・環境・施工・メンテナンスによって大きく変わります。
「天然木10年、人工木20年」
のように単純に決めない方が正確です。
メーカー保証を見る
人工木等では、
製品保証。
変色・変形等に関する条件。
などが設定されている場合があります。
保証年数だけでなく対象内容を確認します。
全交換だけではない
一部の床材が傷んだ。
↓
その部分だけ交換。
という対応ができる商品・施工もあります。
将来の部品供給も確認します。
廃番になる可能性
15年後、
同じ色。
同じ形。
の商品が販売されているとは限りません。
部分交換時に見た目が変わる可能性があります。
「大きければ便利」とは限らない
6帖。
10帖。
と大きくすると、
新築時の費用だけでなく、
掃除。
将来交換。
の面積も増えます。
本当に使うサイズを考える
例えば、
家族4人でBBQ。
子どものプール。
洗濯。
ペット。
など。
何に使うのかを決めて、必要な大きさにします。
よくある失敗例
「ウッドデッキがある家に憧れて」
大きなデッキを設置。
でも実際には、
夏は暑い。
冬は使わない。
掃除が大変。
数年後にはほとんど使わなくなった。
それでもメンテナンスは必要。
「何年もつかより、何年使うかを考えればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 天然木か人工木か
- 樹種・商品名を確認したか
- メンテナンス方法を確認したか
- 塗装が必要か
- 下地・束を確認できるか
- 水はけを考えたか
- デッキ下を掃除できるか
- 夏の表面温度を考えたか
- 台風対策を考えたか
- 本当に使う大きさにしたか
まとめ
ウッドデッキは、
「何年もつ?」だけで選ばないこと。
確認するのは、
材料
+施工方法
+水はけ
+日当たり
+清掃
+塗装・補修
+将来の交換
です。
住宅会社へ、
「このウッドデッキは何年もちますか?」ではなく、「天然木と人工木で、20年間のメンテナンス内容と交換の可能性まで比較してください」
とお願いする。
そして一番重要なのは、
長持ちするデッキを選ぶ前に、本当に使うデッキを作ること。
使わない設備を増やさないことも、将来のメンテナンス費を抑える大切な家づくりです。
















