【土地探しの落とし穴】晴れの日は要注意?宅建士が教える「買わないほうがいい土地」第2弾:道路より低い土地編
前回の「旗竿地(はたざおち)」に続き、今回も不動産のプロである宅建士が「ちょっと待って!」と警鐘を鳴らす土地についてご紹介します。
今回取り上げるのは、デザインハウス久留米福岡代表の河村が語る、「道路より低い土地」です。
「日当たりさえ良ければ、少し安い土地でもいいのでは?」と思いがちですが、実は晴れの日には分からない恐ろしい落とし穴が隠されているんです…!
1. なぜ「道路より低い土地」は安く売られているのか?
不動産情報を見ていると、周辺の相場よりも少しお買い得な価格で販売されている土地に出会うことがあります。その理由の一つが、その敷地が道路面よりも低くなっているケースです。
「安く買えるならラッキー!」と飛びつきそうになりますが、なぜ安くなっているのか、その理由をしっかり見極めることが非常に重要になります。
2. 実際に住んでから気づく!道路より低い土地で起きる4つのトラブル
土地が道路より低いことで、具体的にどのような問題が起きるのでしょうか。主なリスクは次の4つです。
① 大雨の日に水が流れ込んでくる
最も多いのが大雨の日のトラブルです。道路より敷地が低いと、雨が降ったときに道路上に溜まった雨水がそのまま敷地内へ流れ込みやすくなります。普段は問題なくても、大雨の日に「玄関前が水浸しになってしまった…」という事態が起きかねません。さらに、地域の排水能力が不足していると、雨が止んでもなかなか水が引かないという二次被害につながることもあります。
② 数十万〜数百万の「追加の工事費」がかかる
低い土地をそのままにして家を建てるわけにはいかないため、土地の高さを上げるための「盛土工事」や「擁壁(ようへき)工事」、適切な「排水工事」が必要になるケースが多くあります。その結果、土地自体は安く買えたのに、地盤や外構の工事費用として数十万円から数百万円もの追加費用がかかってしまうことがあります。
③ 駐車場の勾配が急になり、車を擦る
土地が低い分、道路から駐車場へ乗り入れる際の勾配(傾斜)がどうしても急になってしまいます。お乗りの車種によっては、車の底やバンパーをガリッと擦ってしまう恐れがあり、毎日の出入りでストレスを抱える原因になります。
④ 湿気が溜まりやすくて家にも影響する
低い土地は、総じて湿気が溜まりやすい傾向があります。地面からの湿気は建物の床下環境にも直接影響するため、建物そのものだけでなく「土地の環境」まで含めて考える必要があります。
3. 購入前に必ずチェックしたい5つのポイント
「じゃあ、道路より低い土地は絶対に買ってはいけないの?」というと、必ずしもそうではありません。
敷地が十分に広く、しっかりとした排水計画が立てられており、住宅に影響が及ばないことが明確であれば、十分に検討の余地はあります。ただし、購入を決断する前には、必ず次の5つのポイントをご自身の目で確認してください。
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道路との高低差を正確に把握する
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できれば「雨の日」に現地を訪れて水はけを確認する
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周辺の排水マスや側溝の状態をチェックする
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駐車場への車の出入りや勾配(底を擦らないか)を確認する
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土地全体の湿気や日当たりの様子を確認する
事前にこれらを確認しておくだけで、購入後の痛い失敗や予想外の出費を大きく防ぐことができます。
まとめ
土地は一生に一度の大きなお買い物。目先の「価格の安さ」だけに惑わされてしまうと、後々想定外の工事費や生活のストレスに悩まされてしまいます。
良い土地かを見極めるためには、高さのバランスや排水計画までトータルで見ることが大切です。ぜひ動画(https://www.youtube.com/shorts/DpjSJEG3vII)もチェックしてみてください!
















