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工期遅延やトラブルを防ぐ!着工から引渡しまでの正しい「現場施主チェック」

【背景と概要】

契約が終わり、工事が始まると「あとは大工さんにお任せ」と現場に足を運ばなくなるシニアがいます。あるいは逆に、毎日現場に行って職人に細かく口出しをし、嫌がられてしまうケースもあります。着工から完成までの数ヶ月間、施主として「正しく現場をチェックする」ことは、手抜き工事の防止や、イメージ通りの家を完成させるために不可欠です。

【施主がチェックすべき「3大重要タイミング」】

現場へ行くべき重要なフェーズは以下の3回です。

  1. 基礎工事の段階(配筋検査時):

コンクリートを流し込む前に、鉄筋が図面通りに組まれているかを確認します。施主自身が専門的なチェックをするのは難しいため、ハウスメーカーの第三者検査機関の報告書を見せてもらうか、自主的に現場の写真を撮っておきます。

  1. 上棟(棟上げ)後、断熱材・配線工事の段階:

ここが最も重要です。壁を塞いでしまうと見えなくなる「コンセントの位置」「スイッチの高さ」「図面通りの引き戸の向き」を、実際の空間を見ながら確認します。「図面で見ていたより、コンセントが使いにくい位置にある」といった場合、この段階ならまだ軽微な変更が可能です。

  1. 竣工検査(引渡し前の最終チェック):

建物が完成し、鍵を受け取る前の最終確認です。傷や汚れの有無だけでなく、以下の点を念入りにチェックします。

    • すべての窓や引き戸が軽い力でスムーズに開閉できるか。
    • バリアフリーの段差(見切り材など)につまずく要素がないか。
    • キッチンや洗面所の水道を出して、水漏れや流れの悪さがないか。

【現場の職人・監督との上手な付き合い方】

現場に行く際は、事前に現場監督に連絡を入れ、ヘルメットを着用するなど安全に配慮します。差し入れ(お茶や缶コーヒー)を持って「いつもありがとうございます。楽しみにしています」と声をかけるだけで、職人のモチベーションは上がり、より丁寧に仕事をしてもらえるようになります。もし気になる点や図面と違うと感じる部分を見つけた場合は、大工さんに直接言うのではなく、「必ず現場監督(または営業担当)に連絡して確認してもらう」のが、現場の混乱やトラブルを防ぐ鉄則です。

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