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座ったまま作業ができる「ユニバーサルデザイン・洗面化粧台」と足元オープン設計

【背景と概要】

洗面所は、朝の洗顔や歯磨き、お化粧など、毎日必ず使う場所です。しかし、一般的な洗面化粧台は「立って使うこと」を前提に作られており、下部には観音開きや引き出しの大きな収納キャビネットがぎっしり詰まっています。高齢になり、体力が低下して長時間の立ち仕事が辛くなったり、車椅子生活になったりすると、この「足元が詰まった洗面台」は前に膝を近づけることができず、前かがみの姿勢が取れないため、顔を洗うことすらできなくなります。座ったまま快適に使える最新洗面台の設計ポイントです。

【「足元オープン(カウンター型)」設計の快適性】

ユニバーサルデザインの洗面台の最大の特長は、洗面ボウルの下の収納を敢えて無くし、「足元を完全に空洞(オープン)にしている」点です。

  • メリット: 普段お使いの椅子や、車椅子がそのまま洗面台の下まですっぽりと入り込みます。膝やフットレストが奥まで入るため、洗面ボウルや鏡との距離が近くなり、座った状態で無理なく顔を洗ったり、髭を剃ったりすることができます。

【人間工学に基づいたボウルと水栓のディテール】

  1. 手前が凹んだボウル形状:

洗面カウンターの手前の縁が、身体に沿うように緩やかにカーブ(凹型)しているものを選びます。これにより、椅子に座った際、お腹の近くまでボウルが迫るため、水が袖口に伝って垂れるのを防ぎます。

  1. タッチレス水栓(自動水栓)またはホース引き出し式:

手の力が弱くなったシニアや、リウマチなどで関節が痛む方でも、手をかざすだけで水が出る「自動水栓」が最適です。水の消し忘れによる蛇口周辺の水浸しトラブルも完璧に防止できます。また、シャワーホースが伸びる手元引き出し式にしておけば、座ったままの姿勢で楽に洗髪(朝シャン)やボウルの掃除が行えます。

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