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仕様変更の最終承認:着工前夜の「儀式」がトラブルを防ぐ

着工後の仕様変更は、人件費と材料の再発注でコストを跳ね上げます。完成後の「こんなはずではなかった」を防ぐ唯一の防御策は、着工前に「全図面の最終確認会」を設けることです。

  1. 設計士を交えた「実物確認」

最終確認会には、営業担当だけでなく、必ず設計士を同席させてください。電気配線から建具の色、タイルの目地にいたるまで、一つひとつを「図面上の数値」と「実物のサンプル」を照らし合わせてチェックします。シニアは特に「高さ」と「手触り」をサンプルで確認することが不可欠です。

  1. 全ての決定事項を「書面」で残す

変更点は全て書面にし、施主とメーカーの両者がサインをして控えを持つことが鉄則です。この「契約のような儀式」を最後に行うだけで、完成後の「言った言わない」という悲劇的なトラブルを確実に防げます。口頭での約束は、トラブル時には無効であることを忘れてはいけません。

  1. 納得できるまで「待つ」勇気を持つ

もし確認会で疑問が残れば、迷わず工期を延ばしてでも解明してください。「少し不安だが、まあいいか」という妥協が、後々の大きな後悔に繋がります。全ての細部が納得できるまで妥協しない姿勢こそが、最高の結果を導くための最大の投資です。

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