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アレルギー・喘息を根絶する「黒カビ・ダニ」の発生メカニズムと表面結露の完全防止策

【背景と概要】

日本の住宅において、子供のアトピー性皮膚炎や大人の気管支喘息の最大の原因物質(アレルゲン)とされているのが、室内の「黒カビの胞子」と「ダニの死骸・糞」です。これらは、住宅の断熱不足によって発生する「結露(けつろ)」を大好物として繁殖します。窓ガラスに水滴がつく「表面結露」だけでなく、壁の内部(断熱材の裏側)で目に見えないまま進行する「内部結露」は、家の寿命を縮めるだけでなく、住む人の呼吸器系をじわじわと蝕む恐怖の病因です。高性能健康住宅では、科学的なアプローチで結露を100%防止します。

【結露の発生メカニズム:露点温度(ろてんおんど)の計算】

結露は、暖かく湿った空気が、冷たい物質(窓や壁)に触れて冷やされ、空気中に保持できなくなった水蒸気が水滴に変わる現象です。

例えば、室温が20℃、湿度が50%のとき、空気が水滴に変わり始める「露点温度」は約9.3℃です。つまり、アルミサッシやガラスの表面温度、あるいは壁の裏側の温度が9.3℃以下になった瞬間、そこに結露(水)が発生し、それを水分としてカビが胞子を飛ばし始め、カビを餌にするダニが大量発生するという負の連鎖が始まります。

【解決策:結露を発生させない鉄壁の建材選定】

  1. 窓サッシの「完全樹脂化(オール樹脂サッシ)」:

従来のアルミサッシは熱を伝えやすいため、冬場にキンキンに冷えて結露の温床になります。アルミの1,000倍熱を伝えにくい「塩化ビニル樹脂(樹脂フレーム)」を採用し、ガラスには「Low-Eトリプルガラス(アルゴンガスまたはクリプトンガス封入)」を組み合わせます。これにより、外が氷点下であっても窓の内側の表面温度は15℃以上に保たれ、表面結露は完全にストップします。

  1. 気密シート(防湿気密フィルム)による内部結露対策:

壁の室内側に厚さ0.2mmのポリエチレンシートを隙間なく貼り巡らせ、室内の水蒸気が壁の内部(断熱材のエリア)に侵入するのを遮断します。外側には通気層を設け、万が一の湿気も外へ逃がす「壁体内通気工法」を徹底することで、カビ・ダニの発生条件を根本から絶ち、クリーンな空気環境を維持します。

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